振り返ると小さい女の子が焦った様子で探索者を呼んでいる。 探索者がそちらに行こうとすると、それを阻止するかのように牡鹿が一斉に襲い掛かってきた。 少女が「動くな！」と鋭く叫ぶと鹿の動きが不自然に停止する。 「すぐ動き出すから急いで」 少女は探索者にそう言い、礼拝堂へと誘導した。 ■舞台は現代日本の閑静な住宅街。12 月 24 日のクリスマスイブの夜。 なんとなく外に目を向けたところ、プレゼントが投げ込まれた。あと数時間もすればクリスマスとなることもあり、奇妙と思いながらも外に出てその怪しげなプレゼント箱に近づく。外は雪がちらついている。 ■クトゥルフ神話TRPG（6版）の自作シナリオになります。 想定人数：1～2人程度 推奨技能：ナビゲート、オカルト 使用時間：2時間 シナリオ形式：探索少な目・ストーリー主体 ■同梱物・利用規約 ・トレーラー画像 ・マップデータ ・メインキャラ3人の立ち絵 ・本シナリオは2021年札幌文学フリマで販売したシナリオ集『黒色の祈誓』に収録されています。 再配布・自作発言は禁止です。 リプレイ動画の作成、7版へのコンバート、時代設定の変更などの軽微な改変は自由に行っていただいて構いません。 問い合わせたいことがあればTwitterがgmailまでどうぞ シナリオで誤字脱字があったときもこっそり教えていただけると嬉しいです。 ■権利表示 本シナリオは『株式会社KADOKAWA』及び『株式会社アークライト』が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 (C)KADOKAWA/アークライト