Synopsis　― "あらすじ" ―

南米コロンビアでの三ヶ月に及ぶ合同軍事演習から戻ったリヴァイは、次の赴任地テキサスで、久し振りに旧友ミケと酒を酌み交わしていた。二千年前、自由の翼の旗の下、共に戦った二人は今も親友だ。 ミケだけでなく、リヴァイの周囲には、あの頃の記憶を持つ仲間が何人かいる。幼馴染のハンジに、ミケの恋人として現れたナナバ。そして…士官学校の教官として再会したエルヴィン。何だかんだ言いつつ、現世でも彼等の繋がりは途切れていない。 そんなある日のこと、リヴァイとミケは、ピクシスとザックレーからの召集を受け、急遽ジョージア州の陸軍総本部に向かう。ピクシスは、今や陸軍総軍の大将であり、片やザックレーは国防副長官に就任していた。 通された会議室には、ピクシスとザックレーの他、エルヴィンの姿があった。そこまでは想定内だったが、突如開いた扉からリヴァイ目掛け抱き付くハンジに彼は唖然とする。彼女の勤務先は国防総省だが、軍人ではない。ミケに至っては、現世では後方支援部隊所属で実戦の経験がなかった。それにも関わらず、エルヴィンは、とある任務に二人を同行させると告げる。一人反対するリヴァイを他所に、ミケとハンジの承諾を取り付け遂に作戦は決行された。しかし、無事任務を果たした彼等を待ち受けていたのは、思いも寄らぬ新たな司令だった… 小説見本：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4671240