花魁道中いろは唄 外伝 ~涙に滲む華飛沫~
- ¥ 1,250
若山遊郭随一の大見世、泡沫の楼閣の備え筋として育てられた桜花魁は、少し前の僧佐伯九條との恋を忘れられずに空虚な日々を過ごしていた。そんな桜に襲い掛かる魔の手、桜の家族の長兄でもあったまさは、ひと度奉行所に指名手配されるも顔を焼き傷をつけて逃げ延びていた。桜の命ごと脅かそうとする影に桜の選んだ道は・・・。 ●梱包内容● 花魁道中いろは唄 外伝 ~涙に滲む華飛沫~ Pt画像 ●利用規約● https://call-of-ruitaka.fanbox.cc/posts/1761504
花魁道中いろは唄外伝~涙に滲む華飛沫~【♂×3 ♀×3】
上演時間:150分 桜 20歳(♀) 華屋の現在正味4位と8位を行き来している健康的で明るく可愛らしい花魁。椿とは同年の花魁で一方的にライバル視している。感情の起伏が激しく惚れっぽい所もあるので見世の中で他の女郎とよく揉め事を起こす。島原にいた実の姉の影響で島原かぶれの服装や髪形を好む。傷心中。 蓮太郎 20歳(♂) 大見世、華屋の若衆。椿と同年齢のせいで非常に仲が良く、椿と心を交わしていた筈だった。生真面目で優しく人当たりもよい青年。生まれも育ちも遊郭であり母親の美しさを生き写しに持ってきた美少年であり、時々陰間と間違えられる。かたや裏同心として隠密業に身を置く彼は武術も抑えている。椿と恋仲。 椿 20歳(♀) 大見世華屋の花魁。牡丹に次ぐ花魁であり次代お職の肩書を持つ。八歳の時に若山に売られて以来引っ込み禿として外部は勿論、見世の内部の者達にも隠して育てられた。元来の美しさと見た感じの可愛らしさで男の気を引く。芯の通ったしっかり者で、頭の回転が早く根付く性格は非常に厳しい。蓮太郎と恋仲。 女将 (♀)(32歳) 華屋の楼主兼美人女将。見世の経営を遣り手任せにはせず自らもせわしなく働く。自分の見世の女郎たちをとても可愛がっており、何か女郎が失敗した時なども身体に傷を付けない為に折檻はせず、仕置き部屋に閉じ込める程度で済ませるなど、大切にしている。 涼真 (♂) 29歳 華屋の料理長。元々は夜勤勤務の料理長だったが蓮太郎が江戸に行く際に辞めてしまったため、昼勤の料理長となった。蓮太郎とは業務の関係から大変仲が良く友人関係だった。もしかすると蓮太郎が戻ってくるかもしれないことを望んで、副料理長を決めるに至らない。仕事には厳格で厳しいが人にはとても優しい真面目で明るい好青年。桜に想いを寄せているが、打ち明ける積もりはない。桜の夕餉に毎度小鉢を自腹で追加するなど、好意的な態度もある。 完爾 (♂) 28歳 桜の家族の長兄。父親は酷い酒乱の上怠け者、女好きで暇があれば妻に子を孕ませては売り飛ばす最低な男だったが、その父親を恨みながら、父親と同じような性格に歪んでしまった。弟を殺して指名手配されるも、自ら顔を切り付け、炎で焼いて顔を変え逃げ続ける。凶暴な性格で強欲、独占欲も強く桜を己の物とする。幼名はまさ。完爾は遠江國の任侠時に使っている名前。
役表
桜 (♀)・・・・・・・・・・・・・・ 涼真 (♂)・・・・・・・・・・・・ 椿 (♀)・・・・・・・・・・・・・・ 蓮太郎 (♂)・・・・・・・・・・ 女将 (♀)・・・・・・・・・・・・ 完爾 (♂)・・・・・・・・・・・・