ひらり九ノ葉舞ひて洛陽静謐
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九ノ葉舞々散々+ひらり九ノ葉誰が元へ逝くの物語の総集編です。 新規シーンを追加しており、読書向きのお話でございます。 ●梱包内容● 花魁道中いろは唄 外伝 ~ひらり九ノ葉舞ひて洛陽静謐~ Pt画像 ●利用規約● https://call-of-ruitaka.fanbox.cc/posts/1761504
登場人物
上演時間:3時間以上~ 百合 20歳 (♀) 現時点での華屋のお職。大変な美女で学識、芸事も素晴らしく客からの支持が高い。 優しく責任感の強い女性で、過去姐女郎であった牡丹花魁、椿花魁を尊敬しており、常に自分と比較しては切磋琢磨するが、若干そこに自信が追い付かなかった事への劣等感がある。 女将とは親子の様な関係であり仲がいい。口調は花魁時と私用時で相当違う。 伊集院 和仁 27歳 (♂) 百合の幼馴染。若山遊郭のある尾張一帯を牛耳る札差で大変な金持ち、敏腕で大変優秀な商売人。 両親が親しくしていた間柄の都合で、両替商の更科より縁談があったが断った。 百合を幼い頃から愛し続けた青年。優しく真面目。口調は優しめ。ただし百合以外に対しては厳しい所がある。 更科 奈央 20歳 (♀) 札差の伊集院と同じく三蔵(みつくら)に店(たな)を構える両替商の娘。和仁の許婚(いいなづけ)を名乗っており百合と和仁の縁切りをする為に大門を潜り華屋に来るが、帰宅途中で大門切手を失くしてしまう。 町方の娘である事に誇りを持っており、遊郭にいる者全てを侮蔑的に見ており常に高圧的な態度で振る舞う。かなりの世間知らずで、余り学識がなく物事の呑み込みが悪いため、大門切手を失くした事が重大だとは思っていない。 女将 36歳 (♀) 華屋の楼主兼女将。見世の経営を遣り手任せにはせず自らもせわしなく働く。 自分の見世の女郎たちをとても可愛がっており、何か女郎が失敗した時なども身体に傷を付けない為に折檻はせず、仕置き部屋に閉じ込める程度で済ませるなど、大切にしている。華屋だけでなく遊郭で働く女郎達に対して愛情深く、それらを食い物にしようとする娑婆の男をひどく嫌っている。百合の扱いについては別格。 蓮太郎 24歳 (♂) 華屋の若衆、料理番として働く青年。華屋で産まれた事により誰よりも華屋の事情に通じている。 前お職であった椿花魁を心より愛しており遺言を遂行する為に生きる。また、椿の娘竜胆を大切にしており仕事しながら育児中。 自他共に大変厳しい性格で冷徹・冷酷を装っているが感情を失くした訳ではない。 百合が懐いて来るのは椿の妹だった為、同様に可愛がっている節がある。たまに厳しく叱責する事もある。 竜胆 6歳 (♀) セリフ数極少※女将との兼ね役推奨 先代華屋お職椿の娘。とても容貌が美しく女将その他に大変期待されている華屋の引っ込み禿。 人の心の移り変わりなどに非常に敏感で目端が利く為、たまに蓮太郎もびっくりな情報を仕入れて来ることがある。 蓮太郎が大好きで、姿を見ると抱っこをせがむ。年齢は数え年で記載している為この時期現代で言うなら4歳。舌足らず。 正臣 18歳 (♂) 最近になって華屋で勤める事になった若衆。蓮太郎を尊敬しており彼の言う事は絶対。 百合花魁に想いを寄せる物の、同じ見世の若衆と女郎が通じる事はご法度と知っている為耐える。 真面目で若さの為か感情を抑えられない事もある。 紫陽花 23歳 (♀) 華屋集合部屋の女郎。花魁との扱いの格差に常に不満を持っており反抗的 ただし、反抗はするが自身を磨く事はしない為、だらだらとした女郎生活を送っている。口調は投遣り 杏 20歳 (♀) 紫陽花と同じく集合部屋の女郎。ほぼ紫陽花と同じだが自身の美貌は気にしている 反抗的というよりは自分の欲求は我慢しない性格。口調は淫乱且つだらけた感じ 紫苑 13歳 (♀) 百合の禿(かむろ)。これでもかという程の我儘な娘。常に反抗的で誰の言う事も聞かない。 女郎になる気は全くないので躾や稽古に身が入らない。自分の美貌はよく知っているのでそれを武器に人を脅迫するなど 手が付けられない程の少女。 淡墨 29歳 元は華屋に隣接する大見世手毬屋のお職だったが、ある1件の後借金を全て返済し番頭新造として過ごしていたが、竜胆の躾の為に華屋から声を掛けられ見世替えをした。竜胆を己の最後の妹と心に決めており、竜胆がいずれかの形で旅立ちを終えるのを生き甲斐として生きる。
配役表
――――― 百合 (♀) 蓮太郎+男衆+亭主(♂) 女将+竜胆(♀) 伊集院 和仁+男衆2+楼主(♂) 正臣+男衆3(♂) 紫陽花+夕顔+蘇芳(♀) 杏+露草(♀) 紫苑(♀) 更科奈央+白詰(♀) 淡墨(♀) ―――――――――――――――