
本書はC言語の重要な概念の一つであるポインタをアセンブリ(RISC-V)を用いて理解を深めることを目的とした本です。 C ⾔語で書かれたポインタのコードをアセンブリに変換し、そのアセンブリコードを理解することでポインタの処理の理解を深めます。(ポインタ以外も扱います) 本書ではコンピュータアーキテクチャの知識やアセンブリコードの読み方などを紹介し、その知識を用いて読者が実際に手を動かしてコンパイル、シミュレーションを行うため、ポインタの理解を深めるだけではなく低レイヤの技術にも入門することができるようになっています。 また本書で扱う命令セットはRISC-Vなので、RISC-Vに興味がある方にも参考にしていただきたいと思っています。 本書の対象読者は、C言語のポインタの理解を深めたい人、低レイヤの技術に入門したい人が対象です。