『SAPA:文化動態研究』vol.3 特集:装い
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人文科学を専攻する大学院生を中心に制作した学術雑誌です。第3号では「装い」をテーマに、13編の論考、3本のインタビュー、編集委員会による座談会を収録。 A5版/厚さ約20mm/290ページ ISBN 978-4-9912642-3-8 *5/23追記 発送方法をレターパックライトに変更しました。それに伴い送料が370円になります。よろしくお願いいたします。
概要
擬態、お笑い、アゼルバイジャン文学、ドラマトゥルク、藤本タツキ、ファッション、ルソー、亀井勝一郎、オーセンティシティ、自伝論、聖装、ルジャンドル、エックハルト、江代充、北村太郎……。「装い」はいかに思考されうるか!? 豊饒な香り立つ葡萄酒 « sapa » に引き寄せられた者たちの論集です。分子生物学者・藤原晴彦氏、ファッションフォトグラファー・谷田貝慎氏、ロシア正教会司祭・小野成信氏のインタビューを収録。
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目次
序|野上貴裕 【インタビュー】擬態と情報――分子生物学者・藤原晴彦 【論考】ただ装うこと――プロレス、『ハライチのターン』、『最強殺し屋伝説国岡』|中山義達 【論考】装い、メディア、誠実さ――アゼルバイジャン人民作家アナールの『ぼく、きみ、かれと電話』論|堤縁華 【論考】ドラマトゥルク考|伊藤靖浩 【論考】「映画的」という〈装い〉――『チェンソーマン』とリアル=フィクション化する世界=セカイ|石野慶一郎 【インタビュー】装いを写す――フォトグラファー・谷田貝慎 【論考】世界と似ること――ファッションと模倣について|野上貴裕 【論考】「聞き手」としてのディドロとルソー――『盲人に関する手紙』『エミール』における他者との対話と装いの言語|源川まり子 【論考】平野謙「亀井勝一郎の戦後」試論|佐藤大雅 【論考】物の「オーセンティシティ」概念の再考――「オリジナル」の批判的検討から|梅谷彩香 【論考】契約と闘牛――ルジュンヌとレリスの自伝論をめぐって|稲田紘子 【インタビュー】聖なる装いのもとで――ロシア正教会司祭・小野成信 【論考】テクスト、その装い|森元庸介 【論考】エックハルト「なぜという問のない生き方について」における人性――装いの生、装わない生|石田直輝 【論考】見つめる道――江代充『黒球』についての覚書|伊藤連 【論考】梅雨――北村太郎の「死の死」をめぐって|池田知徳 【座談会】装いを生きる|編集委員会