*********** 娘は十五の祝いの夜に、空の果てに光る星を見てしまったという。 天色（あまいろ）だった瞳は、深い闇と双子星を宿した。 それは時を喰らうと呼ばれる災いの星。 娘は災いを呼ぶものとして人に見捨てられ、時からも見捨てられ、ひとりになった。 呪われた瞳を閉ざしたまま、娘はゆくあてのない旅路についた。 *********** 【SPEC】 A4横型サイズ(148mm×210mm）/23ページ 絵描き/ プランター作家である橋本永美さんと一緒に作った、初のコラボレーション絵本です。 美しい一枚の絵からインスピレーションを受けて、ふたりでひとつの世界を造り上げた１冊になりました。 いちたま小屋でのオマケとして、永美さんとの思い出や絵本のことをつれづれと書いたものを同封いたします（A4/1枚） *********** 橋本永美さんのオンラインショップでもお取り扱い中。 これまでに作られてきた絵本や原画作品など、素敵なものがたくさんあるのでぜひご覧ください♪ https://eflower225.wixsite.com/eimihome（公式サイト） https://eimiartgoots.thebase.in/items/75549145（オンラインショップ）