少年水夫と物語の塔
- ダウンロード商品¥ 0

ここは物語の滄海。 あらゆる冒険の、ピリオドの先にある世界。 『おしまい』を超えた、青の高原だ。 ――いつかきっと、君はここへやってくる。 クトゥルフ神話TRPG 『 少年水夫と物語の塔 』
基本情報
◆人 数 一 人 ◆時 間 一時間程度(RPによる) ◆推奨技能 な し ◆舞 台 物語の塔 ◆ロスト率 な し ◆H O な し ◆条 件 何かしらの「物語」や「冒険」を経て、それを語ることのできる探索者。新規、継続は問わない。 ◆特 徴 ・探索者の経験した出来事や、感想をRPしつつ話し合うことのできるシナリオです。 ・シナリオ文量も、5000字に満たないため、ぜひ感想戦などに通過いただければ幸いです。
少年水夫と物語の塔
サクおじさんのビスケット 作 見渡す限りの絶海の只中には、静謐の中に佇む高い塔がある。 誰も知らない塔は『物語の塔』と言って、少年水夫が住んでいた。潮鳴りに耳を澄ましていた少年は、釣り上げた階層を不満げに海原へ放り投げた。退屈な呟きがそよ風に流されていけば、それはハヤブサとなって少年へと回帰する。ハヤブサの言葉に導かれた彼は、尖塔の階段を駆け下りた。長らく使われていない船着場へを下りてくる。 少年は、物語の蒼海に迷い込んだ一人の人間を見つけたのだ。 ――さぁ、君の物語を聞かせてくれ。 敬愛なるイサク・ディネセンと、ジュールヴェルヌへ。
教えて! サクおじさん!
Q1.どんなシナリオ? A.「物語の世界」に迷い込んだ探索者が、少年水夫に自分の物語をお話しする「感想戦のシナリオ」だよ。 冒険の困難に、「君はどう思ったのか」「君はどうやって解決したのか」そんなお話を、どうか彼に聞かせてあげてね。 Q2.探索シ? エモシ? A.どちらでもないけど、しいて言うならエモシかな。 Q3.どんな探索者を連れて行けばいい? A.「かけがえのない冒険をした探索者」あるいは「誰かに話を聞いてほしい探索者」もいいかもしれない。
どんな人におすすめ?
・素晴らしい経験をしたけれど、まだRPしたりない! ・自分の気持ちを、どうにか吐き出したい! ・とにかく話を聞いてほしい。聞け。 ・物語や冒険のお話が好き。
◆注意事項
・本作は「たろ書房」様主催のシナリオ企画「#紺碧海岸に恋」の参加作品です。 ・トレーラーは配布していません。後日、要望があれば追加しようかと考えています。 ・本作はクトゥルフ神話TRPG用にデザインされています。(ただし改変次第では、他システムでの利用も可能です) ・本作は、以下の二つの文学作品の二次創作的要素が含まれます。通過の際は十分ご注意ください。 『海底二万里』ジュール・ヴェルヌ(新潮社) 『冬の物語』イサク・ディネセン(新潮文庫) 敬愛なるジュール・ヴェルヌとイサク・ディネセンへ捧ぐ。
権利表示
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」