Practicable Firebase
- 紙+電子版(送料別)¥ 2,000
- 電子版¥ 1,500
本書はFireStarter第二弾になります。 一作目のTestable Firebaseでは我々が直面した課題のテストを中心にまとめ、持続可能なFirebase開発の方法を提供させていただきました。 同じ課題にぶつかっていたFirebaseユーザーからは、「知らないことが書いてあった!」「参考になりそう!」などの好意的なフィードバックがいただけたので本当にうれしい限りです。 一方で、Firebaseを始めたばかりの方々からは、テストを書くという前に、Firebaseをどう扱えばよいか? Firestoreの設計をどうしたらよいかなど、 Firebaseの基本的な使い方から一歩先の情報が欲しいという声をいただきました。 そこで、本書では使い始めて悩む設計の部分や解決策が思いつかない実装、運用する上で気を付けた方がよいことなどをまとめた、Practicable(実用的な)トピックをまとめました。 前回と同じく、Firebaseはまだまだ成長途中で、ここに書いた内容はあくまで現時点で我々が思っている解決策で、変化によってより良い実現方法が出てくるかもしれません。 ただほとんどが今後も有効に扱えるテクニックだと思いますのでぜひ楽しんでいただければと思います。
目次
第I部 設計編 第1章: セキュリティルールはどう書いていくか? 第2章: サブコレクションの扱いには気を付けよう! 第3章: トリガの扱いには気を付けよう 第4章: ユーザーごとのアクセス制御 第5章: Firestore データでマップの配列はアンチパターン 第6章: 期限付きデータの作成 第7章: Realtime Database の使いどころ 第II部 実装編 第8章: HostingとFunctionsでコードを共有する 第9章: Firestore で不等号が必要なクエリのうまい検索方法 第10章: Firestore の部分一致検索 第11章: 無限スクロールの作り方 第12章: Functions はテスト駆動開発がお勧め 第III部 運用編 第13章: Identity Platformを有効にしよう 第14章: Firestoreのバックアップと一部リストア 第15章: Functionsで固定IPを利用する 終わりに