『ある画家の手記』Part名廊直人
- ¥ 1,500
A5 / 42P(序文8P) / フルカラー / ¥1500 "頑なに静物を描きつづけた画家" 名廊直人が死んだーーーー 彼にとって描くことは一点の遊び心も合まない、 ただ世界との切実な交わりそのものだった。 その交わりが今日も明日も彼の生を淡々と次へつなげていった。 それが途絶える時がきたーーーー彼が40歳の春。 自殺に失敗して入れられたサナトリウムで、 実を結ばない意識でたどるこれまでのこと、目の前のこと。 画家にとって「死」とはなんだろう? 名廊直人という一人の画家の意識を通して、 彼の死の前の数ヶ月間を、アートワークで模索した 『ある画家の手記』シリーズ一作目 ※注意書き※ ・序文は寄稿していただいたもので私の創作物ではありません。 ・作中にいくつか虫の描写があります。害虫ではありませんが、苦手な方はご注意ください。 ・刷数によって微細な変更点がございます。現在販売中のものは二刷目です。 奥付けの情報が古くなっているので、新しい連絡先は同封の名刺を参照してください。