よるるべ(電子版)
- ¥ 500
七遊と景川神威の短歌連作・掌編小説をおさめた同人誌「よるるべ」の電子版です(当商品は2023年9月10日文学フリマ大阪11で頒布されていた「よるるべ」のpdfファイルです)。50頁。 内容 短歌連作 七遊「イノセント」 景川神威「対蹠点」 掌編小説 七遊「スター・アイスクリーム・ゴースト」 景川神威「椿」 内容紹介 ・短歌 七遊「イノセント」から一首 青っぽい曲を流してささやかな足の踏み場でふたり踊った 景川神威「対蹠点」から一首 雑文よ月の地名の裏側に夢の地名を書き込むような ・小説 七遊「スター・アイスクリーム・ゴースト」 夏。彩夏の家の浴室には、ありさがいる。ありさは一日を、ぼーっとしているかアイスクリームを食べて過ごしていた。 アイスがいずれ溶け、こぼれてゆくような、そんなお話。 景川神威「椿」 水城(みずき)の母の四十九日が済んだあと、椿は彼の家に移り住む。引っ越してきた最初の晩、部屋の鏡に「あなたが椿さん?」と尋ねる女性が現れるが、彼女は水城の母親だった。