電子版『文明開化の「鉄の路」』
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高輪築堤を考える会(産業遺産学会高輪築堤研究会WG)では調査報告書、『文明開化の「鉄の路」』を発行いたしました。 ◆冊子◆ A4フルカラー 206頁 35.9MB
調査報告書について
高輪築堤跡は、わが国鉄道の出発点を示す施設であるとともに、日本の近代化の原点を物語る施設である。その保存は、国際的にも注目され、産業遺産保存の国際団体であるTICCIH会長のマイルズ・オグリソープ氏からも保存の要望書が出され、神宮外苑の保存問題で注目を集めた国際ICOMOSからもヘリテッジ・アラート(遺産警告)が出された。わが国では、はじめてのことであった。 本報告書は、コロナ禍を利用してか、JR東日本が公開を制限する中、産業遺産学会のWG(ワーキンググループ)が、緊急調査としておこなったもので、以下の8本の報告が掲載されている。 調査費用は、公益信託大成建設の自然・歴史環境基金の助成を得ている。
目次
はじめに 伊東孝 (産業遺産情報センター研究主幹) Ⅰ.覗き見た高輪築堤 東海林次男(高輪築堤の全面保存を求める会共同代表) Ⅱ.高輪築堤の「発見」と保存運動 伊東孝 (産業遺産情報センター研究主幹) Ⅲ.鉄道創業期の信号機 中山嘉彦 (大阪学院大学教授) Ⅳ.我が国初の立体交差橋 秋葉健 (産業遺産学会理事) Ⅴ.東アジア最初の鉄道としての高輪築堤 山田俊明 (産業遺産学会鉄道分科会主査) Ⅵ.世界の鉄道と海上築堤 松浦利隆 (TICCIH日本代表) Ⅶ.新橋・桜木町間の鉄道遺構 秋葉健 (産業遺産学会理事) Ⅷ.今に生きる「鉄の路」の遺産 伊東孝 (産業遺産情報センター研究主幹) あとがき-まとめに代えて 伊東孝 (産業遺産情報センター研究主幹)
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