【耽美+マイルドホラー小説 70年代英国ホラーオマージュ】 初老科学者たちが行き着く、奇妙で切ない愛憎と欲望の成就。 古風な「精神的JUNE」極北小説の新装版(新編別冊ふろく付き)です。 ❖ピーター・カッシング&クリストファー・リー当て書き (物語はオリジナルですので、予備知識は不要です。ファンの方にはイメージを重ねてお楽しみいただければ幸いです) ◆小説本体(A5・60ページ※小説に改訂はございません) ◆別冊ふろく/新編集〈漫画・イラスト集〉(A5・16ページ) ※小説は一般的な意味でのBLサービスシーンを含みません。 ※別冊ふろくにはBL・パロディ的コンテンツが含まれます。 (「パイロット漫画」は小説とは展開が異なります) ❖コピー誌、kindle版にてご好評いただきました作品の新装版です。 2023/10/8 J.GARDEN 54初売 (旧コピー誌初版『恐怖!脳人形の館』2010/10発行) * * * 【小説あらすじ】 初老の科学者ピーター・カークランドは、かつての親友クリフの遺言で古い館を譲られる。 二人はかつて切断四肢の再接合を共同研究していた。しかし七年前のある出来事以来、クリフは姿を消していた。 よみがえる記憶に葛藤しつつクリフの日誌を読んだピーターは、恐るべき事実を知る——。 * * * 【ツイッターでつぶやいて頂いたご感想から】 kindle版のご感想を、ご許可を頂いて転載させて頂きました。心から御礼申し上げます。 ◆「B級ホラーの骨格が耽美を纏ってびっくり。面白かったです!」(doncha.net 様) ◆「これまで読んだ著者の作品の中で、一番耽美でラヴでゾクリとくる作品に思えた。タイトルと表紙を裏切らない。この世界観、この表現方法。大好きです。(丸木戸サキ 様) ◆「クリストファーリーとピーターカッシングさんをイメージしての作品、さらっと軽く読めて面白かったです(・∀・) 昔の映画を見ているような感じで、楽しめました。腐女子要素もちろっと入ってるし? お二人をイメージして読むとドキドキです(笑)」(ちーたろう♪ 様)
「目次]
脳人形の館 あとがき(二〇一三年 ピーター・カッシング生誕百周年kindle版 ピーター・カッシングとクリストファー・リーについて 科学的(?)背景について できあがるまで 新装版あとがき (付録)ピーター・カッシング/クリストファー・リー 共演作品リスト 参考文献
[別冊ふろく目次]
まえがき Deleted Scenes~旧版収録漫画・イラスト~ 開幕シーン 挿絵集 予告編ペーパー おまけ漫画 パイロット漫画より Pilot Comics~蔵出しパイロット漫画ラフ~ 禁断のBLバージョン~ギャグ編~ 禁断のBLバージョン~シリアス編~ もうひとつのエンディング あとがき
❖旧版(コピー誌)との違い
【冊子1: 小説本体】 イラスト・漫画を外し、kindle版と同じ構成としたほか、新装版あとがきを加えました。ほかにレイアウト上の判断での改行の追加、参考文献表記法の変更があります。表紙は「生誕100周年」の文言がなくなり、微妙にデザインが変わりました。 【冊子2: 別冊ふろく】 本体から外したイラスト・漫画の他、小説の元となった漫画版の絵コンテ・ラフ絵を編集・収録し、今回新たにふろくとして添付しています。