秘匿の仮面
- ¥ 400
りんごが、ウエディングドレスに身を包み、「幸せになるからね」と自分に笑いかける。 それは織姫が酔いの中で見た、昔の夢だった。 織姫はりんごと二人だけの時間を過ごすことを喜ぶあまり、いつになく飲み過ぎてしまった。 仮にも教壇に立つ人間だというのに、足元さえおぼつかなくなってしまった自分の姿が恥ずかしい。 何よりも、「かつて恋した人との時間が楽しくて羽目を外してしまった」という自分に嫌気を覚えた。 りんごは織姫に、どんな夢を見ていたのか尋ねる。 夢の話から始まった二人の昔話は、織姫が仮面で隠し続けていた感情へと行き着くのだった。 2016年3月27日に開催されたアイカツ!オンリーイベント「アイカツ!カーニバル!2」で頒布した、織姫→りんごのマスカレードの百合本です。
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