オールシーズン
- ¥ 1,600
天邪鬼なヤンデレクズ男×受け身な毒舌ぼっち女による、創作NLの短編集になります。 各種サイトに掲載していた短編を加筆修正したもの十作と、書き下ろしを三作収録しています。 含まれる要素:糖度の高い共依存/純愛/男性側の躁鬱描写 サイズ:文庫本サイズ ページ数:298+前後で色が違う遊び紙が一枚ずつ
あらすじ
「生涯を添い遂げて。同じくらい好きになって。それから死んでも傍に居て」 のっぴきならない事情により、不健全な半生を歩んできた萩原。希死念慮と躁鬱と拗らせた彼の傍には、真面目でぼっちな縁が居る。 時々すれ違いはあるものの、お互いを想いあい、四季を共にする姿を集めました。病める時も、そうでない時も、春夏秋冬を共にする二人。その姿を、どうぞ見届けてあげてください。
収録話一覧
※先頭に■がついているのは、本書のために書き下ろしたお話になります。 ■はしがき →ある教師から見た、萩原と縁についての話。 ・重たい女 →下校中の電車で、萩原との出会いについてを思い出す縁の話。 ・チョコとキャラメルと君の味 →バレンタイン当日に縁からチョコを貰えなかった萩原と縁の話。 ・青と白と君の隣 →ホワイトデー。夜行バスに乗って、水族館デートに行く二人の話。 ■眠れぬ漣 →縁と付き合う前の四月、海に身を投げた時の萩原の話。 ・注文の多い彼と彼女 →五月、ワーカーホリック染みた萩原に逢いに行く縁の話。 ・愛しき身体に〝アイ〟を籠めて →暑さが顔を出した頃。船に乗っていた縁が海に落ち、意識不明の彼女に萩原が心肺蘇生を試みる話。 ・娯楽を知らぬ男は、彼女の気を引きたい。 →お休みの日は何してる? 「何もしていない」と返した萩原が、縁と話を合わせる為に、ある行動に出る話。 ■なんでもない話 →萩原が拾って来た黒猫、ジョンに似合う首輪はどんなものかと、電話で相談しあう二人の話。 ・愛を知って想うは君にだけ →九月。彼岸花を見る為に、萩原の故郷にやってきた二人の話。 ・譲りたくない私と譲らない君 →十月二十一日、縁の誕生日。しかしその数日前、二人の間にちょっとしたわだかまりが生まれたようで……? ・阿吽の呼吸 →十一月、肌寒さがやってきた頃。自分の身なりにあまり関心を持たなかった二人が、同じタイミングで新しい服を着てきた話。 ・灯り →十二月末。イルミネーションを見ながら、屋台の食べ物を堪能する二人の話。
おしらせ
発行して半年程度になるので、価格を3200円から1600円に下げました。