CoC『うるわしの獣』
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CoC『うるわしの獣』 開けた視界ですべてを知覚して、なにもかも既に擦り切れていて。 それからずっと、ずっとこの時を待っていた。 ────わたしはそれを、たしかにそう呼んだ。 ——— いくらか前からひとり暮らしをしている。部屋の静けさには慣れ切っていた。 いつものように扉を開き、何の気なしに「ただいま」と投げかける。 「おかえり」「はじめまして、家主さん」 ないはずの返事がある。そちらを見やる。 目の前でわらう”それ”は美しく、しかして異質そのものだった。 ——— クトゥルフ神話TRPG、人外と人間、物語とキャラクター。 冒涜的でロマンティック。 ——— ※正式頒布前のため、無料のサンプル(概要+背景、1章)のみ置いています。 完成版の頒布は2023年12月19日予定。
▼各章
第1章:「おとずれの期日」 第2章:「かぐわしの果実」 第3章:「さきわいの世界」
▼概要
ルルブ:六版 使用サプリ:MM(6版/7版)、幻夢郷、キパコン PLがこれらを所持している必要はない。 舞台:現代日本シティ+???/3話構成キャンペーン 時間:1章2.5h、2章4h、3章3h程度 (ボイスセッション想定、RPによって前後) プレイ人数:一人(+人外KPC) 推奨技能:基本探索技能(目星、聞き耳、図書館)心理学 低SAN非推奨 ロスト率:中~高 後遺症:あり HO:あなたはひとりで暮らしている。また、「第四の壁」を認知していない。 季節はクリスマス手前の12月。
▼備考
新規/継続を問わないが、どちらかというと継続推奨。 対話や思索を好む人物や、明確に神話的事象に触れたことのある探索者だと味があるだろう。勿論条件に当てはまっていなくともよい。 うちよそを目的としたシナリオではないが、PCの人生に深刻な影響を与える可能性があるため、深い関係(所謂うちよそ)を持つPCで参加するのは非推奨。 ある程度常識的かつ協力的な行動をとることができれば問題はない。(むやみに暴れる人物などでなければよい) 生還/継続可能ルートを踏んだ際、確定で後遺症を持ち帰る。 継続使用に支障が強く出るものではなく、PLの解釈の自由もある程度きくようになっている。不都合があれば後遺症解除シナリオなどで解除するのもよいだろう。
▼本シナリオに含まれる要素
・メタフィクション要素 (PCが自身を操作するPLの存在を直接知覚することはない。ただし世界の在り方、仕組みなどを示唆する情報、第四の壁を匂わせる台詞や描写が存在する。) ・探索者に対して大きな判断、自発的な行動を求める ・出目/選択によるロスト、継続不可 ・他作品のオマージュ/パロディ (『異星にいこうね/いよわ』『地球の裏/いよわ』から影響を受けている箇所が存在する。他の細かなオマージュ元はKP用概要に記しているため、KPはPLに対して必要に応じて開示してよい。) ・実在の宗教に関連する要素
▼禁止事項
・大衆の目に触れる場所でのネタバレ (SNS等でシナリオ内容について言及したい場合は、伏せったー等のワンクッションを挟めるツールをお使いください) ・二次配布・自作発言等良識の範囲を超えた利用 もし質問等あればBOOTHのメッセージ、もしくは作者のTwitter(@K__324)のDMへどうぞ。
▼内容物
現在は概要、1章のPDFのみ。 正式版頒布時には本文PDF、テキストファイル、NPC画像、トレーラー、(部屋素材?)などを頒布予定です。
▼権利表記
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」