国防軍の夜DX 〜反逆のプロイセン軍人〜
- ¥ 5,478
「国防軍の夜-1935-」がグレードアップして帰ってきた。陸空海軍の三軍を駆使して戦争を戦い抜こう。ときに協力し、ときに競争し、栄光を掴む者は? 目指すべきは勝利か、それとも…? プレイヤーは第二次世界大戦のドイツ軍の軍上層部となり、協力しながら戦争を勝ち抜いていき、戦争が終結したタイミングで最も勲章を集めたプレイヤーの勝利となります。もしくは戦争中にクーデターを起こし、それが成功しても勝利です。 時代は1935年からスタートします。この頃は大戦には突入しておらず、周辺国の併合から始まります。プレイヤーは一軍人であるため、どこと戦争になるかはすべて政府(NPC)がランダムに決定します。周辺国を攻めると、イギリス・フランスの反感チェックを行います。それが成功してしまうとイギリス・フランスから宣戦布告を受け、第二次世界大戦勃発です。 今回は通常版に加えソビエト連邦が先制攻撃を仕掛けてくるシステムを追加し、IFの可能性を再現するとともに難易度の調整を行いました。 また大きな追加点としては空軍と海軍の拡充です。 今作では「敵軍の後方」という概念を追加しました。これは敵の増援を輸送中に攻撃するというもので、これにより大西洋の戦いや北極海の戦い(レンドリース船団への攻撃)を再現しています。海軍や空軍の操作は限定的ですが、これにより生産リソースを空海軍に回すのか、戦場の陸軍へ回すのかを決断しなくてはなりません。 陸戦も追加要素を加えました。 「国防軍カード」というアクションカードを追加することで戦闘に戦略をもたせました。これにより部隊構成によっては逆転させることも可能となりました。また従来版では敵軍の増援は決まった数だけ増加しましたが、今回はそれにランダム性を加えました。また敵軍もわかりやすいように敵司令官の写真を追加し、ドラマ性をアップしました。 【時代背景】 「第一次世界大戦の敗北」 それはドイツ帝国の解体を意味した。 ドイツ統一以来、得ていた領土・植民地の多くは奪われ、 戦勝国に課せられた多額の賠償金によって国民たちは苦しんでいた。 そんな混迷きわまる1930年代の始め、一人の強力な指導者が現れる。 その者は戦勝国との条約を破棄し、 祖国を再び偉大なる国にすべくさまざまな政策を実行に移した。 『再軍備宣言』 1935年に公布されたこの宣言により、 弱体化していた国軍は再び近代的な軍隊として生まれ変わることとなる。 かくしてドイツ国はそれを足がかりに、失った領土の奪還へと動き出す。 周辺国はもとよりイギリス、フランス等の戦勝国はその動きを警戒する。 また東方の大国ソビエト連邦もそれを注視している。 冷遇されていたドイツ軍人たちは、活躍の場を得てこれを歓迎する一方 一部の将官たちはその冒険主義に危機感を抱いていた。 小さな火種は次第に大きくなっていく。 そして新たな大戦の足音は確実に近づいていた。 果たしてドイツ国の、そしてヨーロッパの運命はどうなっていくのだろうか?