128ページ/1200円 「実は元素発見史の年表って、文献ごとに書いてること違うんですよね…」というヤバい事実の紹介から始まり、元素の発見とは何なのかについて先行研究（論文）を踏まえながらめっちゃ考えた本。後半では市井にある101番元素以降の元素発見年表にみられる不一致を指摘し、その原因の調査結果を掲載。新規性のある内容になるよう努めた。邦語の類書はたぶんない。「おまけ」三篇も収録。うちひとつは 著書『元素の名前辞典』や雑誌「現代化学」に連載を執筆されている江頭和宏さんより寄稿いただきました。