生命を糧にする機構
- 支払いから発送までの日数:7日以内在庫なし物販商品(自宅から発送)¥ 1,700

本アイテムに関するエピソードはこちら→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21075197 この星を簡単に岩の塊にできる──随分と大層な冗談を言うものだ、と最初は呆れたものだが……仮に今の話が本当なのだとしたら、確かにこいつはこの星をあっさりと岩しかない死の星へと変えることができるだろう。そう思う。 要は、有機物なら何でも燃料にできるストーブみたいなものだってことなんだろう? あの薪の譬えだって……いや、想像したら気分が悪くなってきた。思い出すのはやめよう。 悪魔の発明品……確かに、そうだな。最初にこいつを思いついて現実に形にした技術者は、正気だったとは思えない。よくそんな平然と人間を原材料にするとか、考えられるものだ。 人間が最上級の原材料になるのなら、いつか発明者自身が『素材』として装置に放り込まれる日だって来るだろう。それを予想できないほどに想像力が乏しかったわけではないだろうに。 ◇ ◇ ◇ 本物の時計に使用されていた部品に歯車を始めとするメタルパーツをあしらったヘアクリップです。 ガラスドーム部分は硬いものに強くぶつけると割れるので、取扱には御注意下さい。 本アイテムはクリックポストでのお届けとなります。
もっと見る