基礎から学ぶ 測定の不確かさと計量学
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サイズ:A5 ページ数:表紙込36ページ みなさんは測定についてどのくらい知っていますか? ⾃分たちが今⾏おうとしている測定の精確さがどの程度なのか考えたことはありますか? 例えば長さの測定でも数 μmといった小さいオーダーになってくると、その評価には特別な知識が必要となってきます。 この⼿法について学ぶのが計量学であり、そのためのツールが測定の不確かさです。 本書ではこの測定の精確さを評価する技術である”測定の不確かさ"について説明しています。 あまり厳密さを求めず簡単に利用できるよう基本的な部分のみをまとめてみました。 この不確かさという概念はBIPM(国際度量衡委局)によるGUM(Guide to the expression of uncertainty in measurement)というガイド欄文書に基づいています。 また計量計測に持ちられる用語は同様にVIM(The International Vocabulary of Metrology)によります。 化学系の測定では比較的普及してきているようですが、この類の規格は大本が英語ということもあり、それ以外の分野では国内ではその普及が遅れており、大学の物理学実験等の講義に概念が登場するも実際に使いこなしている人は少ないように思われます。 正しい判断には正しい測定が不可欠です、みなさんも正しい測定を学んでみてください。 この本では ・測定とはなにか ・単位と量とはなにか ・測定の精度と確からしさの評価方法 を初心者向けに解説しています。