【和風ファンタジー短編】青き雫の落ちる時
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とある土地に、小さな小さな精霊が生まれた。 人々が村から異なる土地へと出向く岐路に立ち、その姿を見守り加護を与え続けてきた精霊は、やがて「水玉様(みたまさま)」と呼ばれ、人々に慕われるようになる。 平和だったある日のこと、幼い神となった水玉と辺鄙な村の元へ、国の役人だという不思議な男が訪ねて来た。 「龍」のことを記したという書物を水玉の神社に収めていった男だが、その日より先、水玉の体には異変が起こるようになる。 見知らぬ変化に怯え、これを治すためには貴船の「龍」を直接訪ねようと考えた水玉だが、長い旅の道中で力尽きて倒れてしまい……? 和風ファンタジー小説「龍はおろかで美しい」、その登場人物(神物?)である青雨の、はじまりの物語。 本編がまだこの世に存在しないスピンオフ小説という異端中の異端ですが、幼少期のちっちゃくて可愛い龍神の姿を、どうぞお楽しみください。 ☆仕様 ■PDF版・A6(文庫レイアウト)24頁 約12000字 ■EPUB版 ■両手手差し印刷版・PDF・A5 2段組 本文10頁 (ご自宅のプリンターでA4の紙に裏表で印刷して二つに折ると、A5版のコピー本になります) お好きな形態をダウンロードしてご利用ください。
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