●あらすじ 　ジャーム化したPC②とPC③、そして窮地に陥ったPC①は暖かな布団で目を覚ました。そこは外界と隔絶された”名前のない島”と呼ばれる場所。キミたちをここに誘った少女"鐡藍子"はキミたちに告げる。『世界を救うか、それとも滅ぼすか。この島で日常を過ごし、選んで欲しい』と。 ■本誌概要 B5/40P 使用サプリ：IC、RU、EA、LM、HR、RW、BC ●内容物 ・コピペ可能pdf ・立ち絵素材 ・スチル ・トレーラー画像 ・画像素材ガイド ・エネミーチャットパレット ・ココフォリアルームデータ ●追加サプリメント 　以下7つのサプリメントからデータを使用している。 ・『IC』　ウロボロスシンドローム(P.45) ・『RU』　変異暴走、アージエフェクト ・『EA』『HR』『RW』『BC』　エフェクトデータ ・『LM』　Dロイス(P.60)、Eロイス(P.122) ■収録内容 　モノプレインシナリオを収録。シーンフローチャートやNPCの詳細なプロフィールも掲載。 　セッションで使えるNPCの立ち絵画像などの素材を配布。 ■注意事項 　このシナリオはいくつかのセンシティブな要素を含んでいる。そのため事前にプレイヤーに以下の事柄を受け入れられるか確認を取ることを推奨する。 ・未成年に対する残酷な行為、表現 ・アフタープレイでのPC②、PC③の確定した「ジャーム化」「死亡」 ・アフタープレイでのPC①の「死亡」の可能性 ・エンディングでのステージの変貌の可能性 ■シナリオ概要 プレイ人数：3人固定 PCの消費経験点：+134点　※4点はイージーエフェクト分 プレイ時間：10時間前後 ■ハンドアウト PC①用ハンドアウト ワークス/カヴァー：UGNチルドレン/UGNチルドレン ロイス：鐡藍子　推奨感情：親近感/脅威 Dロイス：異なる背教者　*オリジナルDロイス 　キミはオーヴァードではない。本来ならば"日常"を生きるはずの、ただの人間だ。それでもキミは非日常の中で戦った。こんな理不尽な世界に背を向けるのが嫌だったから。何も成せない自分が、どうしようもなく腹立たしかったから。 　そしてある日の任務中、キミは少女に命を救われる。"鐡藍子"と名乗る彼女は、キミにエフェクトを行使する特別な腕輪を与え、キミを彼女の家へと誘う。藍子が言うには彼女もまた人間で、理不尽なこの世界への反逆にキミの力が必要らしい。 PC②用ハンドアウト ワークス/カヴァー：UGNチルドレン/UGNチルドレン ロイス：日常　推奨感情：執着/悔悟 Dロイス：傍らに立つ影 　ある日キミの身に宿った"傍らに立つ影"。それと出会いキミの日常は消え去った。全てを失いUGNに保護されたキミを待っていたのは終わらぬ戦いの日々。それでもキミは影と共に生きた。その道の先で、暖かな"日常"に帰るため。 　しかしある日の任務中、キミはついに衝動にのまれ"日常"に戻れない状態まで追い込まれる。しかし"傍らに立つ影"がキミを庇うように傍に寄り添い、手を差し伸べる。キミが傍らに立つ影のその手をとったその時、キミの意識は闇に溶けた。 PC③用ハンドアウト ワークス/カヴァー：UGNチルドレン/UGNチルドレン ロイス：日常　推奨感情：憧憬/隔意 Dロイス：輪廻の獣 　物心付いた頃からキミはUGNに居た。名も知らぬ誰かの為にその力を振るい、振り回されてきた。それでもキミがまだ立っているのは夢があったからだ。自分が命をかけて守っているらしい"日常"を、いつか知ってみたいという夢が。 　しかしある日の任務中、キミはついに衝動にのまれ完全に"輪廻の獣"へと変貌してしまう。獣と成り果てたキミは生命を、全てを破壊していく。微かに残ったキミの心はそれでも願った。多くは望まない。ただ、なんでもない日常が欲しい、と。