相思草に紡ぐ恋【白司書】
- ¥ 680
文豪とアルケミスト 白秋×女司書(ネームレス) B6・全66P・短編小説集 Pixiv公開済4編(加筆修正版)+新作2編を収録しております。 ※BOOTH手数料の関係でイベント頒布時とは異なる値段にさせていただいております。 <各品あらすじ> 『小夜啼鳥は籠の外』 ――「さて、どういう意味だろうね?」 図書館で子ども達のために童謡のイベントを開催することに。司書ははりきってプログラムを作成するが、白秋は何か不満があるようで……。 『花緑青は笑みの裏』 ――耳元に唇を寄せ、とびきり甘く優しい声色で、呪いの言葉を囁いた。 白秋は喪失の影響で司書に冷たい態度を取ってしまう。悔恨する白秋に対して「嬉しかった」と言う司書。真意を問うと、司書は彼に抱いていた感情を打ち明ける。 『雀色時に図る心』 ――マズい。この状況は非常にマズい。 白秋が煙草を切らしたところに居合わせた司書。終業時刻の迫る中、二人きりの司書室で「おつかい」を巡る攻防がいま始まる。 『白雪姫は繭の中』 ――「このまま眠らせて、棺の中に閉じ込めてしまおうか」 白秋から赤い口紅を贈られ喜ぶ司書だったが、色の存在感が強すぎるゆえに上手く付けられずにいた。自分には似合わないと落ち込む司書に、白秋は……? 『篝火花に灯す色』 ――「私は、白秋さんが大好きです」 友人から人数合わせのため合コンに呼ばれた司書。嫉妬心を見せない白秋に一抹の寂しさを覚える司書は、啄木から思いがけない事実を知らされる。 『時計兎と花の君』 ――「ハクシュウさんこそ、私を女王として崇める気持ちとか、あります?」 不思議の国を治めるハートの女王は、自分に尊大な態度を取る時計うさぎのハクシュウに今日も手のひらの上で転がされる……。 ※『不思議の国のアリス』パロディです。 タイトルロゴ:地鶏様