私的音楽同好会の雑誌『声色』の第一号です。 宣伝ツイート、宣伝noteでもサンプルを公開しています。 https://x.com/PersonalSongCLB/status/1736010641700479084?s=20 https://note.com/personalsongclub/n/n10962165ddcf
概要
キャラクターが歌う音楽である“キャラソン”に関する論稿12本、インタビュー2本・座談会2本で構成される約200頁の1冊です。楽曲や演奏、リスナー、環境などのテーマから、キャラソンにおける自己表現について迫ります。
仕様
A5・右綴じ 198ページ
収録内容
《キャラクターソングを考えるにあたって》 ・キャラクターソングの概況 砂月直杞 ・私的音楽を考える視点 伊原隼人 《特別企画 誰がキャラソンを聴いているのか》 ・本企画のねらい ・[インタビュー]日常系アニメ批評愛好家が聴くキャラソン てらまっと ・[インタビュー]アニソンDJが聴くキャラソン Kur@ra ・[座談会]アニメが好きな私たちは、なぜキャラソンを聴くのか 中川ふとん×海綿なすか×舞風つむじ×伊原隼人 ・[座談会]音楽が好きな私たちは、なぜキャラソンを聴くのか 中川ふとん×くも×砂月直杞×伊原隼人 ・彼方から届く〈力〉――私にとってのキャラクターソング 中川ふとん ・私的音楽、私的鑑賞! 海綿なすか 《作品からキャラソンを考える》 ・『アマガミ』のキャラソンにおける二人称代名詞――「文脈性」と「指向性」 砂月直杞 ・『アイドルマスター ミリオンライブ!』のソロ曲を分類したら、 「アイドル」らしさと「キャラクター」らしさが見えてきた サブリミナルキヨスク ・私的音楽における私性――私小説論とオーセンティシティ論を手がかりに 伊原隼人 ・2010年代前半のキャラソンをまなざす ――ポピュラー音楽としてのキャラソンとその潮流 kitapashi 《演奏からキャラソンを考える》 ・声とキャラクターの間で――「silky heart」をキャラソンとして考える 舞風つむじ ・人と歌をつなぐ線――キャラクターとカバー曲 くも 《環境からキャラソンを考える》 ・「虚構の時代」のカルチャーとしての『マクロス』――虚構が現実を動かすとき タナカユイト ・場面によって変わるキャラソンの魅力――『ごちうさ』楽曲と向き合いながら 大友落葉 ・執筆者紹介