那由多を呑みし海
- ¥ 1,400
文庫(A6)/300ページ/カバーつき 応楓(うっすら刃丹要素あり) 転生。千年前の百冶を超えたい応星と、千年目でようやく人に生まれた丹楓の話(Pixivに全文公開してあります→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21377317) ※本の納品日が2/28のため発送までお時間をいただきますが何卒よろしくお願いいたします。 【あらすじ】 飲月の乱から千年後(本編からは三百年後)の、豊穣亡き世界が舞台。百冶を目指す羅浮の工造司の職人、応星は千年前の『応星』を超える為に『応星』でも打てなかった槍の完成を目指していた。夢へ行き詰まった彼は『応星』がかつて工造技術を学ぶ為に暮らしていた朱明の土地を訪れる。そこで応星は丹楓と名乗る不思議な青年と出会い、彼に完成した槍を渡すことを条件に丹楓の持つ工房を借りることになる。少しずつ丹楓との付き合い方が分かってきた矢先、応星は丹楓から前世の記憶を持っていることを明かされるのだが……!?失われた鍛造図の一片、暴走する歳陽、暗躍する薬乞い。――「余がこの時代、人の身で生まれ、其方と出会ったのは、全てこの時の為だった」