終末世界の君と僕 プロローグ・揖斐川町編【電子書籍版】
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【c103&64c名古屋】 超科学の軍事転用によって人類の大半が亜人化し、生き残った人類はコールドスリープで安全管理されていた。 現在は、獣人種族や機械種族など、多様な存在が生息しており、主人公たちは旧人類の遺跡を調査しながら、様々な人々に国の文化や伝統、負の歴史を伝える『史学の使い手』として活躍するお話。 ****************************** 今から5000年後の未来のお話。 人類は「超科学」と呼ばれる技術を開発することに成功した。 その超科学は、元々は医療用として開発され使用された。今まで治療が不可能とされていた悪性新生物や難病の治療の概念を覆した。 やがて、その超科学の結晶の概念は「自分らしさを作るもの」と呼ばれ、娯楽品の一部にも利用された。 しかし………その技術を軍事用に転用すれば恐ろしいことになった。 その兵器を使用し、攻撃された者たちは異形化したり亜人種へと変貌する。それは堪え難い苦痛であり、心身を弱らせることになった。 超科学を用いた戦争は長く続いた。 その戦争の中、昔の人類「ホモ・サピエンス」が生き延びることができたのは、「習わゞ」と呼ばれる者たちがこの超科学技術の軍用兵器による副作用を克服する薬を開発することが出来たからだ。 その超科学こそが………「原子力」だったのだ。
Nola Novels 連載中
更新日時:5・10・15・20・25・30がつく日 15時~ 【Nolaノベル】 https://story.nola-novel.com/novel/N-0a393c0e-f7cb-4529-a2b4-d40d3d7cf36b