元彼女が忘れられない翡翠は、あたたかい人口太陽に照らされたスプリングピンクではなく寒いアイスクールに住んでいる。
ガラスの扉の向こうにあるゲームメーカーアカネが入る「若葉」というビルにあったエケベリアにずっと来ていない春を見た翡翠は、エケベリアの鉢植えを迎え「若葉」と名付ける。
ゲームコンペに向かううち知り合ったスプリングピンクのメンバーとオフ会するが、ガラスの扉の向こうにも春は来ていないと知る。
翡翠は、スプリングピンクに引っ越すこと、そしてあそこまであるくことを決意する。
※表紙デザインにAIのMicrosoft、Designerを使用しています。
※kindle版と同じです