2024年3月のオンラインイベント合わせの新刊から、エピローグ部分を切り出しました。 新刊はタイトルがそのまま『オルテガ物語』で、オルテガの足跡を考察を交えて描いたものとなります（恋愛描写はありません）。 オルテガの最期のシーン、本来はもっと切ないもののはず。今回はその直後から描いてみました。 ---- さて、投稿日の36年前、『ドラゴンクエスト3』が発売されました。 当時中学生だった自分は、流通の関係で翌日（祝日です）朝からお店に並んで、このゲームを買い求めました。 それだけに、DQの中でも思い入れのあるナンバリングで、ゾーマ登場時のどんでん返しと絶望感、そしてエンディングですべての謎が解かれた瞬間は、36年経っても初見の気持ちを覚えています。 その時はクリアするので精一杯でしたが、後から考えてみると、こんな物語があっただろうな、と思いつつ創作を進めました。