――そのお話は、私と草太さんが出会うきっかけになった出来事が終わって、その次の日から始まる、芹澤さんと草太さんと、赤いオープンカーのお話。 　鈴芽達を送り届けた翌日。宝くじを買っていたことを思い出して調べてみると、100万円の大当たりだった。 　その金を使ってどうするか。悩む芹澤の目にボロボロの赤いオープンカーが映り―― 　芹澤と草太の友情と青春、復活した赤いオープンカーが走り屋の聖地、群馬県で大活躍するお話です。 小説・A5サイズ・104ページ 表紙：柚 挿絵：take