名前をつけてやる
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『名前をつけてやる』 金城真護×今泉俊輔 小説/76項/A5判/オンデマンド印刷 ※パラレル世界線のお話です。ご注意ください。 【あらすじ】 色々なことを諦めた。色々なものを置き去りにしてきた。これといった趣味もなく毎日同じ電車に乗り同じ職場と住処のマンションを往復する生活の繰り返し。何気ない暮らしの中で人並みに疲弊している金城真護はいつしか自他共に認める普通の「おじさん」になっていた。 ある8月の日、金城は近所の大公園のベンチで一人の少年から声をかけられる。 俊輔と名乗るその少年は、たまにベンチに居た金城がずっと気になっていたと言う。何でもない普通の中年の自分を好きだと言って憚らず甘えてくる俊輔に困惑しながらも、いつも最後に強く突き放すことの出来ない金城。中年の自分と世間知らずの中学生。たったそれだけのことが何よりも罪。いけないのは分かっている。間違っているのも分かっている。二人は一緒に居ちゃいけない。けれど一人も居られない。 世間の掲げる大正義と己の内との葛藤に悩む金城と知ってか知らずか無邪気な俊輔の、名付け難くいとおしい二人の関係とは。 【本文サンプル】 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7751796
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