クトゥルフ神話TRPGシナリオ 『昏き波濤の底に』
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□基本情報 このシナリオは“クトゥルフ神話TRPG”と“クトゥルフと帝国”に対応したシナリオである。作りたての探索者、2~4人向けにデザインされている。プレイ時間は探索者の作成時間を含まない場合、4~5時間程度を想定している。 シナリオの時代設定は大正時代、場所は日本の新潟県大河津(おおかわづ)村(現、燕市・長岡市)である。 □あらすじ 日本最長の川である信濃川は豊かな水資源を越後平野へもたらすその一方で、たび重なる洪水によって住民たちを苦しめてきた。昔からたびたび治水工事は推し進められてきたが、地すべりや、分水によって新潟港の水深が浅くなってしまうと、船の航行に支障が出るなどの理由によって、工事は思うようにはかどらなかった。 しかし、1896(明治29)年に「横田切れ」と呼ばれる大水害が発生したことを契機にして事態は急変した。「東洋のパナマ運河」と称された大河津分水の本格的な治水工事がはじまる。そして、1922(大正11)年、作業員数延べ1,000万人からなる大工事が遂に日の目を見ようとしていた。 そんな折、工事の中核的な立場にあった人物が謎の死を遂げる。そして、その背後には邪悪なる存在の意志が見え隠れしていた。 探索者たちは、事件の捜索を続けるうちにシュド・メルと呼ばれる神話生物が大河津村一帯を巣窟としており、長い年月にわたって住民たちを操ってきたことを知ることとなる。シュド・メルは邪魔者を抹殺して、分水工事により自分たちの巣に大量の流水が入り込むのを防ごうとしていたのだ。 探索者たちは、様々な妨害を退けてシュド・メルの企みを阻止することができるのだろうか? 権利表示 本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」