クトゥルフ神話TRPGシナリオ『終末世界の進化生物は何を思うか。』
- ¥ 0
※2024年5月アップデート 更新内容: ①追加エンディング分岐の描写を追加、誤字修正。 ②NPC立ち絵に表情差分を追加、計6枚に。イベント素材の追加。 お手数ですが必要な方は再ダウンロードしてください。 ■基本情報 舞台設定:オリジナル終末SF世界観(一本道クローズド) 推奨人数:1人+KP ロスト率:超激高(人間の生きられる環境ではない) ゲームシステム:クトゥルフ神話TRPG 6版or7版対応 所用時間:3時間程度 推奨技能:生存する為の技能、危険を察知する為の技能、何らかの知識技能、など ■内容 ・シナリオ本文PDF ・NPC立ち絵、表情差分 6枚 ・イベントスチル 2枚 ・タイトル画像 ・イベント素材 ■シナリオ概要 ここはあなたの生きる時代よりもはるか未来――もしくは、どこか違う世界。 深刻な大気汚染によって人口のおよそ9割が死に絶え、人類は衰退の一途を辿っていた。 探索者が生きているのはそんな世界だ。 しかし人類とは対照的に、そんな生存に適さぬ環境下であっても、この星の支配者だとばかりに跋扈する生き物たちが居た。 ――進化生物。 我々がそう呼称する生き物たちは、この星の劣悪な環境に適応し姿を変えた、虫や動物の延長線上にある存在だ。 彼らは身体の構造や器官、五感、生物を構成するあらゆる要素が、かつて古代文明の栄えていた時代に存在した動物らとは全くと言っていい程に変質している。 人類を除いたほぼ全ての生き物たちがそんな遺伝子レベルで起こる超進化を遂げ、この星の支配者となった。 この超進化は種が世代を重ねる事無く、極めて短期間で起こるという特徴がある。 日に日に悪化する環境に耐えられるように即座に適応。 餌が取れず飢えで死ぬとなれば、それに適応。 外敵が現れたとなれば、それに抗う為に適応。 適応出来なければ、それはその種が滅ぶ時だ。 我々の知らないところで、そうやって滅んで行った種も存在するのだろう。 そして、おそらく次は我々人類の番だ。 しかし、かつてこの星の支配者であった人類が、滅亡という未来に抗うことなく、無抵抗に受け入れられるはずもない。 かつて、誰かがこう考えた。 ――“我々人類も進化し、環境に適応する事が出来るはずだ”と。 そしていつしか、人類の目標は進化生物たちの進化の秘密を解き明かし、未来への希望を繋ぐ事となった。 それが何年、何十年、何百年前の事だっただろうか。 未だに進化生物の謎は解明されていない。環境の悪化は深刻化。 中には既にもはや全て無駄だと諦めてしまった者も少なくない。 進化研究者なんて今では変わり者扱いだ。 しかし、探索者たちの世代でこの問題を解決できなければ、もはや未来は無いだろう。 人類の未来は、探索者の手に託されていると言ってもいい。 ■ハンドアウト あなたはコロニー“スピカ”に在る研究施設の職員であり、人類最後の生き残りの内の一人だ。 あなたの使命は、この世界で起きている超進化現象の謎を解明し、人類の存続させる為の手掛かりを掴み、未来へと希望を繋ぐ事である。 また、あなたも他の人類と同じく、この劣悪な環境下で生きている内に身体を蝕まれている。血反吐を吐く、頭がぼやける等の症状だ。 あなたに残された時間は少ない。 ■注意事項 ・転載、二次配布、自作発現等は禁止。 ・セッションにおいての改変は可。全てKP裁量で自由にしてOK。 ・リプレイの配信、動画化OK。作者の許可も不要。 ・当シナリオにはクトゥルフ神話の独自解釈、設定改変が含まれている。 ■クレジット表記 -------- 本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」 --------