7人の妻と12人の夫たち
- ¥ 1,100
コールセンターで働く夫、駅前の便利な夫、同僚の夫、会社から2分のレストランで働く夫……。 夫たちと過ごす「わたし」の平穏な日常は、ある夫の妻との出会いによって、思わぬ方向に動きはじめる。 夫たちと妻たち、変わりつづける関係性は、果たしてどこへたどり着くのか? ---- 複数の夫や妻をもつのが当たり前の世界を舞台にした、40,000字弱の短編〜中編小説を一冊にまとめた本です。 表紙と挿絵は、物語に登場する「7人の妻と12人の夫たち」を、一人あたり一つの丸であらわしています。 4ページごとに1ページ挿入される挿絵は、物語内で新しい妻、夫が登場したり、関係性が変化したりするタイミングに合わせて動き、めくるとぱらぱら漫画のようにも楽しんでいただけるようになっています。 第一章を下記のページで試し読みいただけます。 https://note.com/satomihara/n/n4dd7c559ad29 <目次(章タイトル)> 大量生産された日常 訃報 コンサートホールの出口を抜ければ 再会、かもしれないもの 殖えゆく夫たち 宴もたけなわ そしてわたしたちはひとつに