現世と幽世、彼岸と此岸、ひらたく言えばあの世とこの世の『境界』というものがある。とある山にある『境界』の門番をしている野干(妖狐)の水上は、ある日霊感の強い少年・生駒と出会う。
霊感の高さゆえに人間の輪からはずれた生駒は水上と友達になりたがったため、そこから妖怪と人間が境界で待ち合わせるような不思議な交友が始まることになった。
※pixivに掲載した同一小説(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22061852)の再録本です
※本編後のできごとに触れたキャラ紹介ペーパー(8P小冊子)がつきます
2024.5.24 全年齢 文庫96P