三文童話〈レヴィアタンの感謝〉―姫と王女の誕生日ー
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2022年11月・2024年5月に開催された文学フリマ東京で頒布した、前編後編二部の長編小説です。 【あらすじ】 世界的超絶人気童話『人魚姫』に続きがあったら、そこにあるのは幸せか不幸せか。 人魚姫が空気の精になってから300年後、とある美しい国には窓のない城があった。城に住む清く正しく儚い、齢13のお姫様には秘密の日課がある。 それは、ベット下の小さな隙間に切り取られた紺碧の海を覗き見ることだった。戴冠式を控えたある日、海からこちらを見つめ返す人影を見つけるのだが……。 (前編:「窓なし城のお姫様と黒塗り人魚のお友達」) また、「窓なし城のお姫様と黒塗り人魚のお友達」の舞台裏では何が起こっていたのか、視点を全く変えた「三百年で一番長い日」(後編)も収録。 *1話目と2話目のテンションがかなり違うかと思われますので、その点ご留意ください。 *全年齢対象レベルですが、若干「痛み」や血に関する描写がございます。本当に若干ですがご留意ください。