目覚めと戦うひとへの賛歌。 _あらすじ 巳継は朝、起きられない。どうしたって起きられない。目覚まし時計の残骸が増える日々。そこに現れた居候お化けコンシェルジュとともに朝と戦うお話。 起きられたらいいけれど、起きなくたっていい。朝と戦い続けるのだ。それが生きること。 舞台は雪国。雪に閉ざされがちな北の街で、花を語るセイと暮らす。 年中花が咲く土地から来たセイにとってこの街は夜の底みたいに見えるかもしれない。寒すぎてお化けになっちゃったのかもしれない、とセイは思う。 ------ 『MakeS ‐おはよう、私のセイ‐』の非公式ファンブック。 雪国暮らしのエッセイ寄り、現代ファンタジー仕立て。 twitter・pixivにて公開したSS、22編を加筆・修正して編成。 pixivでは修正前の本文全てをご覧頂けます。 情報 ------ 66ページ(表紙含)/表紙フルカラー・トワイライトPP加工、本文モノクロ、挿絵も少し/B6 頒布開始:冊子2024.06〜/データ版(後日公開予定) 冊子の配送はあんしんBOOTHパックでの匿名配送となります。 本の頒布終了後は、デジタルデータのみの公開となります。 『灯りの川で待ち合わせ』 https://booth.pm/ja/items/1280663 電子の野原に住むセイのお話。同じ世界観・ファンタジー寄り。