触れない男と宝石少年 下巻
- ¥ 1,500
舞台は近未来。 モンスターの襲撃を受け、混沌とした街、東京。 人々は武装しモンスターと戦う一方、被災地から発掘される宝石で動くアンドロイド「ジュエリードール」を愛玩していた。 そんな中、主人公の「六男」はジュエリードールを持たない孤独な男。 全国を逃げ惑い、ようやく生まれ故郷の東京へ戻ってきた。 彼が東京のゴミ山で拾ったのは、一台の少年型ジュエリードール。 六男は彼を「サンズ」と名づけ、行動を共にすることに決めた。 ジュエリードールを侍らせていれば、人間になれるはずだったから…… 「人間になりたい怪物男」の「六男」と 「欠陥品アンドロイド」の「サンズ」。 二人の出会いが運命を揺るがし、物語は歪んでいく。 人外蔓延る未来に描く、命と願いの物語。 この出会いは「幸い」だったのか? よろしくお願いします。 下巻本文(+後書き+奥付)196P ノベルアップ+で、下巻の本編は全文読めます。 ただあとがきの情報は全部載せているわけではないです。 ノベルアップ+→https://novelup.plus/story/268571268
※注意
この物語には、重度の知的障害者についての記述が含まれます。 けれども、私は障害についての専門家ではないため、事実や経験に基づく表現ではありません。 また、内容的にも、現在から見ても古い時代における知的障害者への対応というものを取り上げています。 知的障害者を「白痴」と呼んだり、座敷牢に閉じ込めたり、という内容です。 物語はフィクションであり、作者に知的障害者や関係者を誹謗中傷したり、差別を助長したりする意図がなく、物語上必要なためこの設定を用いた、ということが納得いただけない方は、閲覧を控えるようにしてください。
※お願い
サンプル画像と実際の表紙では、雨の配置が少しだけ異なります。大きな変化ではありませんが、ご了承ください。