第二歌集『矢印と錨』
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私家版第二歌集 『矢印と錨』 ・ 短歌202首 掲載 ・ 170ページ ・ 新書判(カバー付) ・ 2023年 俵万智 選「読売歌壇年間賞」受賞作掲載 ・ 歌人 岡崎裕美子氏による帯文 【掲載歌抜粋】 熱を保つ瓶を魔法と呼ぶならばあなたの言葉はほとんど魔法 立ち止まることで進める 矢印と錨のかたちが似ているように まず土地に杭を打ち込むようにして二人暮らしにたてる歯ブラシ 【帯文】 読んだらあったかくなる。 読んだら恋をしていた頃を思い出す。 甘く優しく、秋山ともすの短歌はふんわりとわたしたちを包み込む。 わたしたちの痛みをそっと撫でて、こぼれた涙をぬぐってくれる。 しかし、油断してはいけない。 甘いものほど毒になり、優しいひとほど裏がある。 涙をぬぐったそのハンカチに、髑髏の刺繍はされていないか。 これに嵌ったらもう抜け出せない。触れたらあとは堕ちてゆくだけ。 覚悟はいいかい? 秋山ともすの短歌世界へようこそ。 — 歌人 岡崎裕美子
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