【単品】短編集・ツキノコトノハ
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【こちらは単品での注文になります】 文学フリマ福岡12にて頒布したこちらの「灼熱の炎に蕩けるほどのくちづけを」と「短編集・ツキノコトノハ」を2冊同時に購入希望の方は専用ページがありますので、そちらからのご購入をお願いします。 ※単品ずつで購入するよりも送料が少しお得になります。 小説投稿サイトにて公開中の短編を集めたものになります。 作者の作風を知るきっかけとしてもおすすめの1冊。 ✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧ 【仕様】 サイズ … 文庫本(A6サイズ) ページ数 … 150ページ 著者 … 紫月音湖 表紙絵 … おなご様 【その他】 文学フリマ福岡12にて頒布した作品の通販。 イベント価格に通販の手数料等をプラスしているので、お値段は文学フリマで販売した時より少し高めになっております。ご了承ください。 Web投稿サイトに載せているものと同じもので、新作は含まれておりません。ご了承下さい。 どのような話が掲載されているのかは、画像のもくじページをご覧ください。 ✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧ ゆうパケットポストmini発送のため、別途送料がかかります。
【試し読み】チューベローズとアップルパイ
「龍臣さん、お茶にしましょう? アップルパイが上手に焼けたのよ」 焼きたてのアップルパイの香りよりも先に、菓子とは違う濃厚な甘い匂いが鼻腔を突いた。読んでいた本を閉じたタイミングで、背後から覗き込むように影が落ちる。 より一層強くなる花の香りに思い出されるのは、激しく甘い昨夜のひととき。清楚な彼女には少しだけ不釣り合いな香水は、二人だけの時に香る秘密の合図だ。




