1970年代で人気だった、Fender社のDualShowmanをKemper Rigとしてプロファイリングしました。 何度も試行錯誤をし、15インチのキャビネットの低音のスピード感を保持した上で、DualShowmanのキャビネットの音圧を再現することに成功しました。 プリアンプを分けて３種類のタイプを作成し、その中でスタジオプロファイリングで使用したマイクのコンディションごとに分けたものをご用意しました。 また、スペシャルセッティングのRigをひとつご用意させていただきましたので、どうぞお試しいただけたらと思います。 1. Dual Showmanとは Fender社の「Dual Showman Reverb」は、1970年代のヴィンテージアンプとして、多くのギタリストから愛され続ける名機です。エリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックスといったレジェンドたちが使用したこのアンプは、100Wのパワーと、特にJBL製のD130Fスピーカーを搭載したキャビネットの組み合わせで、煌びやかな高音域と力強い低音域を生み出します。 その音質は、Fenderの真空管アンプ特有の美しいクリーントーンから、ナチュラルなオーバードライブに至るまで、幅広い音の表現力を誇り、特にヴィンテージギターとの相性が抜群です。70年代らしい「シルバーフェイス」デザインのトーレックスキャビネットや、マスターボリュームを搭載した仕様も、現代のプレイヤーにとって使いやすいポイントとなっています。 一方で、このアンプのヘッドは20kgを超える重量があり、サイズも大きく、自宅での利用にはやや不便です。また、ペダルとの相性や古いパーツの劣化が影響する場合もあり、現代の環境では扱いづらい面があるのも事実です。 2. 何故Kemperでモデリングするのか？ Dual Showmanのようなヴィンテージアンプは、その独特のトーンと魅力を持っていますが、現代で使用するにはいくつかの難点があります。まず、重くて大きいサイズや、真空管の管理、メンテナンスの問題があります。また、現代のペダルボードとのインピーダンスの不整合や、エフェクトループの非搭載による音質の劣化などが、実際の演奏に影響を及ぼすことがあります。 そこで、Kemper Profilerを使ってこのヴィンテージアンプをデジタルでプロファイリングすることが非常に有効です。Kemperは、Dual Showmanの音を正確に再現しつつ、現代的な利便性を提供してくれます。例えば、音量やゲインを自由に調整でき、インピーダンスの問題やペダルとの不整合も解消され、ライブやレコーディングで安定したサウンドを得ることができます。また、Kemperの軽量で持ち運びやすい設計は、ヴィンテージアンプの重さや大きさに悩まされることなく、演奏環境を自由に設定できる大きなメリットです。 つまり、Kemperを使うことで、Dual Showmanのクラシックなトーンを保ちながら、現代の演奏シーンに最適化された操作性と利便性を享受することが可能になりました。 ▪︎ 販売データ DualShowmanDs.krig Kemper Rig利用規約.rtf Type A ┣ Showman Warm Type A.krig ┣ Showman Flat Type A.krig ┗ Showman Clean Type A.krig Type B ┣ Showman Warm Type B.krig ┣ Showman Flat Type B.krig ┗ Showman Clean Type B.krig Type N ┣ Showman Warm Type N.krig ┣ Showman Flat Type N.krig ┗ Showman Clean Type N.krig Type S ┣ Showman Warm Type S.krig ┣ Showman Flat Type S.krig ┗ Showman Clean Type S.krig