ジョン・ミルトンが著した、英文学・キリスト教叙事詩の傑作『失楽園（原題: Paradise Lost）』の刊行350周年を記念したアンソロジーです。 主催（辻 八雲、江口 カイム）を含む総勢16名の作家が、『失楽園』の世界をベースにした漫画・イラスト・詩・小説を執筆しました。 ★購入者特典として「『失楽園』アンソロジー×古代ギリシャナイト」 　コラボレーションフライヤーをおつけします。 　古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家の藤村シシンさんによる推薦コメント付き！ ※boothでは約2ヶ月間の期間限定販売になります。 【仕様】 製本様式：A5／右綴じ／オフセット印刷 印刷方法：表紙フルカラー、タイトル箔押し／本文モノクロ ページ数：116P (内本文114P)　 印刷所：株式会社　栄光様 アンソロジー企画 公式サイト ▶︎ http://pl350th.gosyuugi.com 告知用Twitterアカウント ▶︎ @PL_350th（ http://twitter.com/PL_350th ） 【『失楽園』とは？】 　350年前にイギリスの詩人ジョン・ミルトンによって執筆・発表された叙事詩。 　蛇に唆されたアダムとエバが、神の禁を破って「善悪の知識の実」を食べ、最終的にエデンの園を追放されるという『創世記』のエピソードを基にしており、ダンテの『神曲』と共にキリスト教文学の代表作として知られている。 　サタン（堕天使ルシファー）が神へ叛逆して戦争を起こし、大天使ミカエルと相まみえ、神の稲妻に敗北し、地獄に落とされるも再起を誓い、人間に「知恵の実」を食べさせ復讐を遂げる……といった、聖書に描かれていない部分を含めたキリスト教の伝承を、西洋古典（古代ギリシャの叙事詩など）になぞらえてダイナミックに描いている。 　文学作品ではあるが、ミルトンの優れた解釈と描写は（特にルシファーや悪魔のイメージに対して）その後のキリスト教に多大な影響を与え、現在も天使や悪魔を描く際にとりわけ参考にされる作品である。