本シナリオの舞台は2025年および1777年の滋賀県の琵琶湖の中心に浮かぶ向日葵島村（以降、向日葵島と表記する）である。シナリオの前半は2025年、後半は1777年の向日葵島を探索することとなる。向日葵島には豊作の神であるヒマワリサマと、子供を消す神であるコケシサマ（子消死様）の2柱の土着神が存在する。この向日葵島で同時刻に一木村長一家の子供に憑依した2柱の神がお互いの存在を黄泉国に封印しようとするのがシナリオの全貌である。 　2025年の7月5日に滋賀県立大学の4年生である探索者は向日葵島の歴史を調査するように研究室の教授に依頼される。向日葵島へと向かい、調査を進める中で一木家の地下に踏み込んだ探索者は1777年にヒマワリサマとしてタイムスリップする。7度まで人の子に憑依出来るという制限の中で、襲い掛かってくるコケシサマの封印方法を解明し、正確な式次で儀式を執り行うことで、シナリオをクリアすることが出来る。