ルーン文字ダイス (1個)
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RUNIC DIE (×1) 🎲 ゲルマン系の民族のあいだで伝統的に使われてきたアルファベット、ルーン文字のさいころです。 最初期のルーン文字であるエルダー・フサルク Elder Fuþark のはじめの 6 字を各面にあしらっています。この 6 字、すなわち ᚠ, ᚢ, ᚦ, ᚨ, ᚱ, ᚲ を繫げて読んだ Fuþark という語はルーン文字そのものの別名としても使われています。 後の時代のヤンガー・フサルク Younger Fuþark においては、アルファベットを 3 つのグループ (ætt) に分けたうちの 1 つ目、フレイ Freyr の ætt と呼ばれるものがちょうどこれに当たります(エルダー・フサルクから ᚷ と ᚹ を欠く)。 それぞれのルーン字母には固有の名前が与えられていますが、それらはエルダー・フサルクよりも後の時代に書かれたルーン詩にて言及されている呼び名にもとづくものです。 このさいころではそこから推測されたゲルマン祖語の再建形での字母名をルーン文字で示しています。すなわち: ᚠ ᚠᛖᚺᚢ (*fehu) ᚢ ᚢᚱᚢᛉ (*ūruz) ᚦ ᚦᚢᚱᛁᛋᚨᛉ (*þurisaz) ᚨ ᚨᚾᛋᚢᛉ (*ansuz) ᚱ ᚱᚨᛁᛞᚺᛟ (*raidō) ᚲ ᚲᛖᚾᚨᛉ (*kenaz) また、それらとは別にゲルマン祖語の再建形での 1 から 6 までの数詞も各面に併記しています。 1 ᚨᛁᚾᚨᛉ (*ainaz) 2 ᛏᚹᚨᛁ (*twai) 3 ᚦᚱᛁᛉ (*þrīz) 4 ᚠᛖᛞᚹᛟᚱ (*fedwōr) 5 ᚠᛁᛗᚠ (*fimf) 6 ᛊᛖᚺᛊ (*sehs) ルーン文字自体が数字として使われるわけではないことにはご留意ください。ただ、後代に作られたルーンの暦ではメトンの 19 年周期(月の朔望と季節との関係がほぼ一巡する周期)の各年を示す数(黄金数と呼ばれる)がルーン字母によって表されている、という例があるにはあります。 ✽ 幅: 16 mm / 価格は1個当り