本書は、Kubernetes初心者が全文検索エンジンである ElasticsearchをKubernetes上で動かせるようになるまでのステップを紹介する本です。 Kubernetesは怖いと思っているあなたも、本書を読めば、Kubernetes初心者であった著者たちと同様にKubernetesの使い方を覚え、ローカルでElasticsearchを動かし、最終的にはクラウド上でクラスターが構築できるようになるはずです! Kubernetesに興味はあるけど触ったことがないという検索エンジニアに捧ぐ一冊です。 LTで簡単な本の紹介をしているので合わせて見てみてください。 https://speakerdeck.com/sashimimochi/search-engineer-diving-into-kubernetes Kubernetes×Solrとは使っているWeb APIの言語やRDBの種類を変えてみたり、クラウドプラットフォームを変えています。 両方揃えてもお得な内容になっています! https://techbookfest.org/product/1qmwHdDEFeDXzGsNn0TB5h ====================== 目次 はじめに 第1章 Kubernetesは怖くない 1.1 Kubernetesとは 1.2 Docker Composeとは何が違うの? 1.2.1 スケーラビリティ 1.2.2 自動復旧 1.2.3 デプロイとロールアウト 1.2.4 インフラの抽象化 1.3 Kubernetesを使うには公約を掲げる!? 1.3.1 マニフェストの役割 1.3.2 マニフェストの書き方 1.4 リソース 1.5 まとめ 第2章 環境構築 2.1 想定環境 2.2 Dockerのインストール 2.3 kindのインストール 2.4 kubectlのインストール 2.5 Helmのインストール 第3章 Lesson1 Kubernetesを触ってみよう 3.1 Podを作成しよう 3.2 DeploymentでPodを制御しよう 3.3 Serviceで外部からアクセスできるようにしよう 3.4 まとめ 第4章 Lesson2 Kubernetes上にアプリケーションを作成しよう 4.1 自前のイメージをデプロイしよう 4.2サービス無停止でアップデートを実施しよう 4.3 ConfigMapを使ってパラメーターを外出ししよう 4.4 機密情報はSecretで渡そう 4.5 RoleとRoleBindingで権限管理をしよう 4.6 オートスケーリングを使って高可用性を実現しよう 4.7 まとめ 第5章 Lesson3 Kubernetes上にElasticsearchクラスターを立てよう(ローカル編) 5.1 Elastic Operatorとは 5.2 ElasticsearchをKubernetesにデプロイしてみよう 5.3 インデックスをして検索しよう 5.4 Kibanaも使えるようにしよう 5.5 ポートフォワーディングもマニフェストで管理しよう 5.6 Podのログを収集しよう 5.7 Elasticsearchのメトリクスを監視しよう 5.8 まとめ 第6章 Lesson3 Kubernetes上にElasticsearchクラスターを立てよう(Azure編) 6.1 Microsoft Azureにログインしよう 6.2 リソースプロバイダーを登録しよう 6.3 AKSを使ってKubernetesクラスターを構築しよう 6.4 AKSクラスターに接続しよう 6.5 AKSクラスターにElasticsearchをデプロイしよう あとがき