近代推理 vol.1
- ¥ 1,630
始祖ポーによる推理小説の誕生から180年以上、ミステリというジャンルはどこに到達し、どこへ行くのか。『近代推理』は評論と小説の双方向から、ミステリの在り方を見つめる雑誌として創刊されました。 創刊号となる「vol.1」ではロジックの巨人エラリー・クイーンにはじまり、その衣鉢を継いで青春ミステリの金字塔を打ち立てた米澤穂信、さらには『霊応ゲーム』でカルト的人気を誇るパトリック・レドモンドを評します。 また、創作小説として警察が民営化された未来での犯人当てを描く「AIに殺される」、学習塾で密かに繰り広げられる頭脳戦を描く「俺たちには勉強しかない」を収録しています。 ※文学フリマ東京の終了後(12/2以後)の発送となります。
CONTENTS;
【評論】 ・「ゆらめく論理の帰着点 エラリー・クイーン「国名シリーズ」論」夜来風音 扱う作品:国名シリーズ全般 ・「パトリック・レドモンド四作品レビュー」神浦七床 扱う作品:『霊応ゲーム』『The Replacement』など ・「米澤穂信と「操り」試論1:移ろいゆく互恵関係について」月見怜 扱う作品:『夏期限定トロピカルパフェ事件』『秋期限定栗きんとん事件』 【小説】 ・「AIに殺される」夜来風音 ジャンル:犯人当て、近未来SF ・「俺たちには勉強しかない」神浦七床 ジャンル:頭脳戦、青春 サイズ:A5 ページ数:142頁 頒布価格:1630円(※会場価格とは異なります) より詳細な内容はnoteをご覧ください。 https://note.com/mmm_kindai/n/n0ec29aad8de5