HODZINE3
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A5サイズ 190ページ 読書コミュニティの有志メンバーで制作しました。
コミュニティ文芸誌の第3弾!「積読」アンソロジー
掲載作品 〈積読アンソロジー小説〉 ● 蛯原テトラ『東京都積読塔』 先人の残した「知」が堆積し、天高くまでそびえ立つ積読塔。そこを管理する塔司書の仕事は時に危険を伴う。 ● 野上大樹『戦場のブックデリバリー』 物語には何ができるのだろうか。命がけの配達の末に、青年が目にするものとは。戦場にクリスマスが訪れる。 ● 峰さそり『夢をひらいて』 ある日、川で溺れていた本を一人の作家が助けた。そこから始まる奇妙な日常。夢と現実が交錯していく。 ● まさおみ『もう誰にも読まれることのないオデュッセイア』 思弁的、観念的、耽美的、形而上学的な「積読」の解釈。「だからこそ、終わらせたんだろう?」 ● 尾ノ巴『本。ランデブー』 積読本をすべて読み、頭にいれることができたとしたら…… 本とともに物語がスケールしていくSFロマン。 ● 富岡美代子『積読不動産』 甘美な夢には毒がある。が、子どもにとってもそうだろうか? 由緒正しき児童文学の系譜。 ● 鐘白『百年の積読』 イギリスのとある田舎街にその屋敷はあった。入れ替わる住人たちはそれぞれに屋根裏の本を手に取り…… ● 本田臨『リグレットの質量』 読書という共通の趣味をもつ二人は、互いのプライベートを深く詮索しない心地よい関係性を築いていたが、 ● けいりん『ビブロフィリア殺人事件』 読書サークルの仲間が次々と変死していく。「本というのは、何のためにこの世に生まれ出ると思いますか」 ● 河原こいし『積読地獄』 突如として与えられた試練に対し、女がとった行動とは。「読書家の狂気」を軽やかに描く一作。 ● 壬生キヨム『スターバックス あずきもちまち店の地縛霊』 地縛霊と青年が織りなす摩訶不思議コメディ。その言葉は感情を伝えることができるのだろうか。 〈エッセイ〉 ● 阿部蒼星『カレーのある生活』 ある本との出会いをきっかけに本格カレーへと誘われた女性のお話。ひと匙のスパイスが生活に彩りを与える。 ● 日没『世界と本と旅と生活』 文学研究に没頭していた学生時代、多忙な子育て期間を経て、落ち着いてきた今の心の内を率直に書き綴る。 ● 加藤阿波『読書への権利──積読についての私論』 積読は悪いこと? 博学な著者がさまざまな引用を散りばめ、俯瞰的で自由な視点を提示する。 ● lion『積読と読書と読書会』 買った本は読まないともったいない? 『読んでいない本について堂々と語る方法』を下敷きとした論考。 ● 安田勇『積ん読と非モテと行動力と運命』 見知らぬ喫茶店にふらりと入ったことから始まる、未知の本との冒険記。面白きこともなき世を面白く、 ● 芋仁『つんどく おんどく』 本が読めなくなり、積読が視界に入るのも苦痛だった著者が、「読める」という希望を見出すまでの道のり。 ● 繭子『積読に関する諸々』 子どもの頃から読書好き、おしゃれな服より一冊の本! と生きてきた著者が本への偏愛を熱く語る。 ● はままつ君『せめて謙虚でありたい。できれば寛容でありたい。』 読書会の主宰として考える正義論。議論や対話のために寛容さが必要なわけとは? 〈浜松オンライン歌会の記録〉 第2回〜第5回