デジタル・マヤ検システム(Nゲージ用)
- デジタル・マヤ検システムセット一式(ハンダ付け済)支払いから発送までの日数:7日以内残り1点物販商品(自宅から発送)¥ 16,000
- マイコン基板単体(ハンダ付け済)支払いから発送までの日数:7日以内物販商品(自宅から発送)¥ 12,000
- マイコン基板単体(ハンダ付けなし)支払いから発送までの日数:7日以内在庫なし物販商品(自宅から発送)¥ 9,800

本システムは、Nゲージで「マヤ検」のような検査・測定をしたい!というアイデアから生まれました。 車両搭載設計のマイコン基板と、専用設計の各種パーツ類からなり、Nゲージ車体サイズに収納できるコンパクトな寸法でありながら、レールや車輪の状態を高頻度・高分解能で測定し、PCやスマートフォンにリアルタイムに無線送信することができます。 お届けは写真2枚目の内容となります。ただし、マイコン基板単体でご購入の場合は、配線・取付をユーザー様にてご検討いただいたうえで、電圧・加速度のみが測定可能となります。
システム概要
①電源はレールから集電しますので、専用電池などは必要ありません。パルス方式(いわゆる常点灯)のパワーパックであれば、停車中もデータを取得、無線送信することができます。 ②測定項目は以下の通りです。 (a) 電圧測定…レール電圧ピーク、レール電圧平均、基板内電源電圧 (b) 加速度測定…加速度X, Y, Z (c) レール変位…左レール高さ、右レール高さ、左右変位 ※マヤ34対応キット使用時。【中間台車に固定された永久磁石の動きを磁束の大きさで検知する方式のため、物理的な距離を正確に測定することはできません】 ③システムから無線送信されたデータは、Webブラウザで表示・保存が可能です。Windows/AndroidではChrome, iOSではBluefyにて動作確認を実施しました。
技術仕様
①最大入力電圧 DC12V (脈流その他で使用の場合、ダイオードによる全波整流回路通過後(J3端子)でのピーク値が16Vを超えず、余裕のあること) ②消費電流 15mA (DC12V時)以下 ③最小通過曲線半径 R280(ユーザー調整による) ④保存・使用温度範囲 0~35℃(基板が設置される環境の温度、結露なきこと) ⑤最小分解能(電圧)約20mV ⑥最小分解能(加速度) 約4mG ⑦最小分解能(変位, 磁束密度換算) 約0.16mT ※マヤ34対応キットにて実現 ⑧送信周期 約4~5 Samples/sec.
内容物 (マイコン基板単体の場合は①②のみ)
①マイコン基板(1枚) ②基板用電子部品(オプション選択により半田付け済):マイコン基板用集電スプリング(2本)、磁気センサ(1個) ③高さ検出マグネット用スプリング(1本を半分に切断し、2本として使用) ④高さ検出用マグネット(2個) ⑤左右変位検出用マグネット(1個) ⑥導電パーツ(1両分) ⑦樹脂パーツ(1式)
別途購入品
①マイクロエース製 マヤ34 × 1両 (品番A0305「マヤ34-2005 京都総合運転所」にて適合確認) ②各種工具(カッター、ニッパー、オプション選択に応じ半田ごてなど) ③各種材料(接着剤、両面テープ、塗料など)
取り扱い上の注意
①本製品の取り扱いにあたっては、鉄道模型の取り扱いに関する中級程度以上の知識が必要です。 ②測定結果は参考値です。値の正確性や再現性などは担保されていません。 ③走行前には各部をよく点検し、とくに損傷や摩耗・変形、材料の疲労、経年劣化等の場合は、早めに新品と交換してください。 ④通電中は常に注意を払い、脱線や異音・異臭・異常振動、発熱その他の挙動や兆候がないか、こまめに確認してください。引っ掛かり等や、短絡電流・異常電流により、本システムや車両、レール、パワーパックなどが破損する恐れがあります。 ⑤高温(35度以上)、多湿をさけて保管・使用してください。経年変化・劣化については、組立の前後を問わず、責任を負いかねます。とくに樹脂製パーツは3Dプリント製であり、現在の一般的技術水準において、必ずしも長期耐久性が立証されていません。 ⑥十分に注意して設計・製造しておりますが、本製品に関するいかなる直接的・間接的責任も負いかねますので、原理や構成をよく理解いただいたうえで、ご使用者様の責任においてご利用ください。また、外観・仕様・価格などは予告なく変更することがあります。