クトゥルフ神話TRPG同人シナリオ集『FESTIVE』
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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」
書籍について
『ウィアード・テイルズ』1925年1月号での発表から100年を迎えるラヴクラフトの『魔宴』(原題:The Festival)と、小説に登場する神話生物「緑の炎、トゥールスチャ」を題材にしたシナリオを4本収録しています。 対応システムはクトゥルフ神話TRPG(6版)です。原作小説を題材にしているので、多少なりともネタバレが含まれます。まっさらな状態で小説を読みたい方はシナリオをプレイする前にぜひ原作をお読みください。 キーパーがソースブック『クトゥルフ神話TRPGキングスポートのすべて』を所持していると、プレイが円滑になるシナリオが多いです。 TOKYO FES Jan.2025にて発行。 A5 / 156P / 小口染め加工 ※表紙のメタル紙は非常に傷つきやすい用紙です。輸送時に多少の傷や擦れ跡が入る場合があります。予めご了承ください。 ※スモールパブリッシャーリミテッドライセンス(SPLL)申請対象外の二次創作物です。 オンラインセッション向けDL特典はこちらから。 https://mosomo.booth.pm/items/6213665 ◎収録シナリオ(以下敬称略) 古儀とエルゴ(寄稿:蜜蜂竣工) https://mitubatisyunkou.booth.pm/ 帰路につく蟲たちの掟(寄稿:月刊かびや/かなむら) https://hken.booth.pm/ ロキの松明(寄稿:DG/にん) https://domis.booth.pm/ ユール・ナイト(主催:もそ) ◎本文デザイン peas labo/遠道 八千代 何かありましたらショップのメッセージからご連絡ください。
古儀とエルゴ(寄稿:蜜蜂竣工)
何を思うゆえに、あなたは在るのか。 プレイ人数:1人 プレイ時間:2時間程度 必須技能:なし 役に立つ技能:なし 傾向:クローズド 舞台:不明 難易度:低 ロスト率:低 このシナリオではプレイヤーはキャラクターシートを用意する必要はない。シナリオ側で用意された既存のキャラクターシートを使用して遊ぶ、特殊なシナリオである。 キャラクターシートはプレイヤーには公開されず、シナリオの展開が進む中で徐々にそのキャラクターがどのような人物か分かっていく。 夢野久作『ドグラ・マグラ』の影響を受けている。
帰路につく蟲たちの掟(寄稿:月刊かびや/かなむら)
探索者はミスカトニック大学進学のため一人暮らしを始めた。母親が選び、住むことになった家とは「魔女の家」であった。探索者の身に起こる怪奇事件には、母親が関与しているらしい。 プレイ人数:1人 プレイ時間:2~3時間程度 役に立つ技能:〈回避〉〈水泳〉〈信用〉〈心理学〉〈図書館〉〈歴史〉 傾向:シティ 舞台:1920年代アメリカ、アーカムおよびキングスポート 難易度:中 ロスト率:中~高 注意:探索者の出自に設定が付与される。両親が怪奇に巻き込まれ無事とは言えない状態になるが、キーパーに相談して調整してもよい。探索者はキリスト教徒として育っているがセッション中涜神的な事実が明かされ、既存の信仰が守れるかは立ち回り方による。虫が多く登場するシナリオである。 注意深い探索が生還の可能性を高める。選択と判定成否によって継続運用が難しくなる可能性が高い。〈回避〉〈水泳〉はルートによって必須技能に近い程度に重要度が高いため取得しておくと安全である。使用しないルートもある。 シナリオを遊ぶ際、ラヴクラフトの『魔宴(祝祭)』『魔女の家で見た夢』を読んでおくと、ゲームプレイの理解が深まる。
ロキの松明(寄稿:DG/にん)
三日後、あなたとNPCの結婚式が行われる。 NPCの親族がブライダル業界に携わっているため、式場の手配やプランニングはすべて彼らと打ち合わせた。 結婚式まであなたはNPCの実家で過ごすが……。 プレイ人数:1人 プレイ時間:4〜5時間 必須技能:なし 傾向:奇妙な風習に巻き込まれるホラー 舞台:イギリスのセヴァーン渓谷、季節は夏固定(国改変可能) 注意:虫の描写有(キーパー判断で緩和可能) 探索者:新規継続不問 時代:1890年代〜であればいつでもいい(本文は現代を想定) オーソドックスな探索ものであり、ロスト率はルート毎にわかれる。生存がダイスの出目に左右される場面がある。 ラヴクラフトの『魔宴』、さらにそれをベースに書かれたラムジー・キャンベルの『ハイ・ストリートの教会』を参考に作られている。
ユール・ナイト(主催:もそ)
探索者はラヴクラフトの『魔宴(原題:The Festival)』を原作にした映画のロケ地巡りを計画する。現実と虚構が交錯するとき、物語の幕が開く。 プレイ人数:1人 プレイ時間:5〜8時間 必須技能:なし 傾向:非線形(サンドボックス型) 舞台:2024年12月、アメリカ メタフィクションを題材にしているが、プレイヤーとキャラクターの間にある第四の壁が破られることはない。キングスポート、アーカム、ダニッチ等の「ラヴクラフト・カントリー」は実在せず、あくまでラヴクラフトがいくつかの町をモデルに創造した架空都市として扱われる。参加するキャラクターは矛盾がないように作成・選出すること。