SeaSide39【Keyball39無線化キット】
- 組み立てキット支払いから発送までの日数:10日以内在庫なしあんしんBOOTHパックで配送予定物販商品(自宅から発送)¥ 14,000
- 組み立て済み(マイコン付)支払いから発送までの日数:10日以内在庫なしあんしんBOOTHパックで配送予定物販商品(自宅から発送)¥ 19,000

SeaSide39は、はま(@ybybybmh)が開発したKeyball39を無線化するための自作キットです。 Seeed XIAO BLE nRF52840というマイコンとZMKファームウェアを使用し、できるだけシンプルな形でKeyball39の無線化を実現しています。 SeaSide39専用パーツの商品ページ https://seasideworks.booth.pm/items/6750060 ビルドガイド https://github.com/hama-be/zmk-config-Seaside39/blob/main/docs/buildguide.md 必ず後述の注意事項をご確認の上ご購入をお願いいたします。
内容物
・メイン基板右用:1枚 ・メイン基板左用:1枚 ・トラックボール用基板:1枚 ・ポゴピン(2ピン):3本 ・コンスルー(12ピン):4本 ・トラックボール用センサー(PMW3610DM-SUDU):1個 ・トラックボールセンサー用レンズ:1個 ・バッテリー用コネクタ:2本 ・スライドスイッチ:2個
別途ご用意いただく部品
・マイコン Seeed XIAO BLE nRF52840:2個(組み立て済セットの場合不要です) ・Lipoバッテリー:2個 ・バッテリーコネクタ:2本 (用意したバッテリーのコネクタがJST 1.25mmでない方のみ) SeaSide39はamazonで購入できる以下のバッテリーのサイズを基準に設計していますので、以下のバッテリーの購入をおすすめします。どちらも2個入りで、JST 1.25mmコネクタ仕様になっているので付属のコネクタに接続可能です。 これ以外のバッテリーを使用する場合、JST 1.25mmコネクタ以外のものを仕様するには別途コネクタを用意する必要があるためご注意ください。 200mAh : https://www.amazon.co.jp/dp/B08XJZZMN3 マイコンカバーにピッタリ格納できるサイズです。この大きさでも1〜2週間は充電無しで連続利用可能です。 1000mAh : https://www.amazon.co.jp/dp/B098DRP9WX 大容量ケースにピッタリ格納できるサイズです。この大きさ以下であれば大抵のバッテリーが入るはずですので幅広くお選びいただけます。1000mAhあると、1ヶ月以上は充電無しで連続利用可能です。
注意事項
※ 購入前に必ずお読みください SeaSide39で無線化を行うにあたり、いくつかの制約や注意事項があります。これらの内容をご理解いただいた上でのみ、ご購入をお願いいたします。 ◆ 対応するキーボード 本キットは私の個人的な「愛用のKeyball39を無線化して使いたい!」という気持ちが出発点にあるため、右手トラックボール版のKeyball39専用に設計されています。 そのため、現時点では左手トラックボールのKeyball39や、トラックボールの配置を問わずKeyball44およびKeyball61では使用できません。 右手トラックボール版のKeyball39以外でSeaSide39を使用した場合のあらゆるトラブルに対しては対応が困難であることをご了承ください。 なお、左手トラックボール版やKeyball44、Keyball61も無線化してほしいという要望を数件いただいております。今後開発を進めていきたいと考えてはいますが手元にそれらのキーボードが無く着手が難しい状況ですので、開発用にこれらのキーボードをお貸しいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡いただけると幸いです。 ◆ ケースとの干渉 SeaSide39は可能な限りKeyball39の資源を再利用したいという思想で設計していますが、どうしても構造上USB端子の位置をPro Microと同じにすることができませんでした。 ですので、多くのKeyball39用ケースとSeaSide39のUSB端子が干渉してしまうという欠点があります。 対応方法としては以下のいずれかになると思います。参考にしていただき、許容できると感じる方のみご購入をお願いいたします。 ・ 充電やファームウェアの書き込みを行う際のみケースを外す 手間ではありますが、バッテリー持ちは決して悪くないので現実的な選択肢だと思います。カバーに格納できる200mAhのバッテリーでも1~2週間ほどは充電無しで連続利用が可能です。 ・ 干渉する箇所を切る・削るなどの加工を行う 加工する際は自己責任でお願いいたします。 ・ 専用ケースを使う お手持ちのケースを使い続けることにこだわりが少ない方は、SeaSide39専用に設計したケースをお使いいただくことも可能です。 販売ページ: https://seasideworks.booth.pm/items/6750060 底面に最大1000mAhまでの大容量バッテリーを搭載できるケースもありますのでぜひご検討ください。1000mAhのバッテリーを使用した場合、1ヶ月以上は充電無しで連続利用が可能です。 ◆ ZMKファームウェアの使用 SeaSide39では、マイコンがPro MicroからXIAO BLEに変更されるため、ファームウェアもQMKからZMKに変更となります。これにより、以下のような使い勝手の変化があることをご了承ください: ・ Remap等のGUI上でのキーマップ変更ツールが使用できなくなります SeaSide39はZMK Studioというツールにも対応しており、これを使用すればRemapに近い操作感でキーマップの変更も可能ではありますが、機能に制限があり、より複雑な設定を行う場合は結局ファームウェアを直接編集する必要が出てくることが多いです。 ・ キーマップの変更や複雑な設定の変更にはGitHubを使用したファームウェアのビルドが必要になります。 ・ Bluetoothの接続先の切り替えなど、無線特有の操作方法を覚える必要があります。 ZMKファームウェアは比較的新しいファームウェアであるため、QMKと比較すると機能面で一部制限があります。しかし、無線化のメリットを享受するためには必要な変更となりますので、これらの違いを許容いただける方のみご購入をお願いいたします。 なお、ZMKファームウェアのビルドや書き込み方法については後述のビルドガイド内「ファームウェア」セクションで詳しく説明します。 ◆ KeyballでできてSeaSideでできないこと キーマップを含むQMKファームウェアでの設定内容はZMKに流用できないため、すべてご自身で同等の設定をし直していただく必要があります。あまりないとは思いますが、ファームウェアの違いにより実現自体できなくなる機能が存在する可能性もありますのでご了承ください。 また、ハードウェア面ではSeaSide39では以下の機能が使用できなくなります。 ・ RGBLEDは点灯しなくなります ・ OLEDディスプレイが使用できなくなります(SeaSide39装着時にOLEDを接続しないでください) ・ TRRSケーブルが使用できなくなります(SeaSide39装着時にTRRSケーブルを接続しないでください) ・ Keyballのリセットボタンは機能しなくなります これらの制限は無線化に伴う仕様変更によるものですので、あらかじめご理解いただけますようお願いいたします。 ◆ 組み立ての大変さとLiPoバッテリーの取り扱い 無線化という性質上、このキットではLiPoバッテリーを扱います。また、細かいはんだ付け作業も必要となります。 LiPoバッテリーの取り扱いには多少なりともリスクが伴います。他にもはんだ付け作業のミスによる基板や部品の損傷など、様々なトラブルが発生する可能性があります。 当キットは個人開発のため、自己責任での組み立てとなること、およびすべてのトラブルに対応しきれない場合があることをご理解ください。