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【こちらは5/8(木曜日)までに予約購入してくださったお客様向けの商品です。商品購入後に、文学フリマ東京で無料配布する冊子『小説の隠し味』のPDFデータをダウンロードしていただけます】 作者 朝野にわ・蒔田涼・月瀬由乃・渡邉有・吉穂みらい・城戸和・福島太郎 書籍|A5 140ページ 『青音色』第2号には「色めく心」をテーマにした7つの短編小説が収録されています。青春小説からポストモダン小説まで色とりどりの作品をお楽しみください。 収録作品 朝野にわ「アオハル!」 瀬戸内の島から高校に通う真白と紅美。夕日の浜をトムソンガゼルのように駆ける人影を撮影したことから、真白のモノクロの世界が動き出す。色は個性。全校生徒360名の色が響きあうとき、彼らは何を手に入れるのか。 蒔田涼「白い闇/青い影」 5年前、あの吹雪の日に何があったのか。かつて恋人同士だった男と女が語る過去の記憶。吹雪の向こうに彼らが見たものとは? すれ違う心を乾いた筆致で描く連作短編。 月瀬由乃「マヴィ・バシリカ」 大聖堂が見守る街のガラス工房で姉弟のように育った、わたしとクト。オラン工匠の座を巡りライバルとなるが、クトにはクトなりの理由があって⸺? 2人の若者の葛藤と成長を瑞々しく描くファンタジー小説。 渡邉有「赤光」 ⸺私はあなたの頚椎を数えたい。この細い骨が誰にも汚されないように守らなくちゃいけない。斎藤茂吉の歌集「赤光」をモチーフにした究極の恋愛小説。ある秘密を共有した兄妹の懊悩を、鮮烈な色彩で描き出す。 吉穂みらい「六月の雪」 今、自分が見ているのは「色眼鏡」をかけた世界かもしれない——それに気づいた時、目の前にあるのは、何色の、どんな世界なのか。思い込みに囚われた人々の気づきと選択の物語。 城戸和「亡き父のためにうたうブルーズ」 海水浴場で俗悪な人間関係を目にした私は、突如、恋の記憶を思い出す。すると、様々な断片が思い出され、それらを一つにまとめるべく私はペンをとった。 福島太郎「ビヨンド シーズン」 ワイン用のブドウ農家を営む譲二、村おこし企画で移住した桃子。会津で四季を駆け抜け二人がつかんだものは!